2010/05/31

鼻血ブー

どうでもいいんですが,鼻血ブーってもう言わないですよね。
だけれども,急に口をついて出てしまうわけです。

そんなものです。


いや別に鼻血ブーなことがあったわけではありませんので。

2010/05/30

20歳の時に知っておきたかったこと



ブログをふらふら見ていたらふと目に留まって,アマゾンで買ってみた。
読んでいて勇気づけられることが多かった。
面白かったから一気に読めたのだけれど,もったいなくて,何回かに分けて,ちびちび読んでしまった。

失敗を恐れずがんばれってことだ。



本屋に寄ったら,平積みになっていた。

家庭科

一人暮らしに悦楽を覚え始めております。

あまりに日常的で,詰まらないようなひとつひとつのことができることがわかってなんとなく嬉しいわけです。

今日はボタン付けました。小学校の家庭科以来の裁縫で,玉止め,玉結びの作り方から忘れていたわけですが,ネットで調べ調べやりました。玉結びは結局良くわからなかったので,気合で瘤を作りました。やればできるじゃん,というのが正直な感想。

そしてカビ取り。なんだか台所付近がかび臭いなあと思っていたものの,どこにカビが生えているのかよくわからなかったのだが,今日犯人探しをしてやろうと思ったら,流しの下の戸棚,シートのしたにカビがわんさか生えていました。小宇宙さながらでした。宇宙から見たら我々もカビみたいなものなのだろう。地球なんていったら星の中でも随一のカビだらけ星なんだろうなあとカビだらけの戸棚を見ながら悠久たる宇宙に思いを寄せたのでした。

かつてカビが生えて真っ白になった篭手に手を突っ込んで剣道をして「手が雑巾臭くなった~」なんてハシャいでいた事を思い出しました。

どうでもいいのですが,かつてどうでもいいとか,なんの役に立つのだろうとか,余計なことに思われた色々なことが,最近になって急に役に立ったりすることがあって,不思議な感じがします。


そんなこんなで色々考えているうちに,夢を追うということと,チャンスをいかすということ,この二つの絶妙なバランスが生きていく上で大事なのだろうとふと思ったのでした。

その後なぜか,急に白カビチーズが食べたくなって,3ヶ月冷蔵庫で発酵させた(賞味期限は切れていない)カマンベールチーズを美味しく頂きました。

ばんざい。

2010/05/29

献血

久しぶりに400ミリリットル提供してまいりました。前回は10月。前橋での献血は初めてでございました。お菓子が少なくジュースも種類が少ない。おまけもティッシュ箱と若干物足りない感じはしましたが,ところがところが,マンガコーナーに大量の漫画がありました。今度はじっくり読んでやろう。

いつも通り,一瞬で血が出ていきました。余っていたのでしょう。半ば健康診断じみているわけですが,血液検査の結果は後から届くのでまだまだ分からない。
だが,血圧を測ったら,125の66で,至って健康。心拍数が55。今までより低め。健康児になってきたのだろうか。

2010/05/28

ご褒美

自分へのご褒美というわけで,クライミングジムにいった。
ひとりでいったのはひょっとしたら初めてだった気がする。
自分でもわかる,明らかに間違った登り方。
登りきった時の達成感。

一人でも案外楽しい。

ゲームの趣旨からは明らかに外れるけど,簡単にできることを難しくやるっていうのはかなり楽しい。

まあ,僕の場合には,普通の人に簡単にできることができないという問題があるのだが。

2010/05/27

凍み豆腐,高野豆腐

あのスポンジみたいになった豆腐のことなんていいますか。
僕は凍み豆腐だと思っていたのですが,高野豆腐というのが一般的なようだ。ようだ,といっても,この間話した人間の間で僕だけが凍み豆腐と言っていただけなのだが。

Wikipediaによれば,凍り豆腐というのがJAS規格らしい。

いずれにせよ,本当に細かな表現の中に,自分のルーツを見つけたりするのである。ルーツと言っても血縁ではなくて,使う言葉のルーツ。そしてそれは,思考につながって,僕自身につながっている。

だからこそ,わくわくする言葉を使い続けなければ。

2010/05/26

考えよーオシム



サッカーはあまり興味なかったのだが,ワールドカップもあるし,最近フットサルをやる機会ができたので,ちょっと気持ちをわかるためにいいかと思って買ってみた。

サッカーというよりも,もっと広いことを語っていた。

勉強になりました。

責任は押し付けないようにします。

2010/05/25

キスしてSixpence None The Richer

キスしてほしい。ライ麦畑で。
月明かりがわかるくらいの青い青い野原で。
両手を広げて飛行機みたいに走りまわって
ほらあの僕がお気に入りの靴はいて,僕は君のお気に入りのシャツを着るから

Kiss me out of the bearded barley
Nightly, beside the green, green grass
Swing, swing, swing the spinning step
You wear those shoes and I will wear that dress.

ああキスして欲しい,人目を気にしなくていいところで
できたら星がきれいで月に照らされてた方がいいな
うーんと伸びをして
夏虫のBGMに蛍のイルミネーションもあって
大きな月が空にあって
それでキス

Oh, kiss me beneath the milky twilight
Lead me out on the moonlit floor
Lift your open hand
Strike up the band and make the fireflies dance
Silver moon's sparkling
So kiss me.

ちっちゃい小屋の影でキスして
それでタイヤのブランコで遊んで
ねえねえねえそのお花の冠ちょっと貸して
君のお父さんの地図借りて遠出してみようよ

Kiss me down by the broken tree house
Swing me upon it's hanging tire
Bring, bring, bring your flowered hat
We'll take the trail marked on your father's map

ああ想像するに北海道か沖縄だよ
ああいうところでキスしたい
わあっと手を広げて倒れて
よく知らない虫の鳴き声が聞こえて蛍が飛んでて
きれいな月が見えて
そんなところでキスしてみたい

Oh, kiss me beneath the milky twilight
Lead me out on the moonlit floor
Lift your open hand
Strike up the band and make the fireflies dance
Silver moon's sparkling
So kiss me

Kiss me beneath the milky twilight
Lead me out on the moonlit floor
Lift your open hand
Strike up the band and make the fireflies dance
Silver moon's sparkling
So kiss me

So kiss me...(2x more)


ああ,こういうのが偶然というのだろう。いま訳し終わって全部全部全部一気につながった。ずっとずっと前の記憶がすべて今つながって思い出されて,さっきやった僕の馬鹿な行動を説明できてしまう。

昨日の夜,この曲を聞いたのが原因だったんだ。

この曲を聞いて,この曲を紹介してもらった時のことを朧気に思い出して,そう,今ならはっきり思い出せる。酔っ払ってこの曲を聞いたんだった。酔っ払って帰ってきたら,ある友人がメールでこの曲を教えてくれて,無性にキスしたくなって,でも遠距離で上手くいかなくなってた。この曲を聞いたらキスしたくなりました,というどうしようもない御礼のメールを送って寝たことを。




2010/05/24

自由と危険

人は自由を得る代わりに危険に晒される。

抽象的にはこれは正しいと思う。

だが,自由を得るために負う危険を減らす方法は幾つかあるはずだ。
手段を変えるとか,保険を掛けるとか。

群馬に来て,空が綺麗で山が綺麗で,川が綺麗で。車道はちょっと排ガスにまみれているけど,東京ほど淀んだ空気ではない。

でも,電車もバスも少ない。
風が強い。

この風が強いというのが大きな逆風。
チャリンコには辛いのである。漕いでも進まない。

さて。

2010/05/23

くさっていやがる

どこかのアニメで似たようなフレーズを聞いた覚えがある。


味噌汁を飲もうと思ったら,腐っていやがった。
本当に不思議だ。太古から脈々と受け継ぐ経験というのが我々の記憶にはあるのだろうか。一発でわかったのである。匂いで,見た目で,味で。

蓋をとった瞬間に,腐ってると思った。腐った匂いなんて,ほとんど記憶にないのに。
そして鍋の中を見た瞬間,腐ってると思った。色が変。どう見ても変。
だが,まさかまさか,世界に誇る日本の伝統料理味噌スープが腐るなんてありえない,と思い,勇気を振り絞って,一口。

腐っていやがる。

残念ながら捨てることにした。流しに流したら,糸をひいていた。
腐ってるというのはこういう事なのか。

味噌汁を腐らせてしまったのは残念なことだが,腐っているかは体が知っていることがわかった。

Don't think!Feeeeeeeel!!

2010/05/22

十分強いよーシェリル

Strong Enough lyrics

神様,落ち込んでどうしようも無いです
悔し涙は出るんですが,ファイトがわかないです
わかってくれないでしょうね
こんなあたしを支えてくれるんですか?


God, I feel like hell tonight
Tears of rage I cannot fight
I'd be the last to help you understand
Are you strong enough to be my man?

嘘ばっかり,なすりつけてばっかりで
だからもう一人にしてよ
どうせあたしを変えることなんてできないんだから
こんなこといってるのに一緒にいてくれるわけ?


Nothing's true and nothing's right
So let me be alone tonight
Cause you can't change the way I am
Are you strong enough to be my man?

嘘いってよ
信じるって約束するから
嘘でいいからいってよ
でも行かないで


Lie to me
I promise I'll believe
Lie to me
But please don't leave


見せられないほどグジョグジョなんだけど
行くしかないって決めてるんだ
ダメでもやってみようって思っててね,だからそんなあたしを好きでいてくれたら
だめかな


I have a face I cannot show
I make the rules up as I go
It's try and love me if you can
Are you strong enough to be my man?

カッコつけられないあたし
財布の中も空っぽ
挙句の果てにいつまでも立ち直れないでメソメソウジウジ言ってる
はあこんなあたしを支えてなんて言えないよ



When I've shown you that I just don't care
When I'm throwing punches in the air
When I'm broken down and I can't stand
Will you be man enough to be my man?

嘘でいいからいって
嘘つきなんて言わないから
嘘でいいから
でも行っちゃうのはなしにして

Lie to me
I promise I'll believe
Lie to me
But please don't leave

引き続き,カバーしてるの探してしまった。エコーかかってなかったらなあ。曲が変わっただけで,心を打たなかったりする。同じ人の声なのに不思議。

すうっと撃ち抜かれる声は沢山ある声の中でもほんの一瞬なのだろう。撃ち抜かれるべきところで,撃ち抜かれると,全部持っていかれてしまうんだろう。そして全部と言っても,その曲全部で終わってしまったり,他の曲まで波及してしまったり,色いろあるのだろうな。





2010/05/21

黒鳥:ビートルズ

くすんだ鳥が静まり返った夜に泣きながら
禿げ上がった羽で飛ぶ練習をしてた
ずっとずっと
飛び立つ瞬間を待ち続けていたんだから

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

くすんだ鳥が寝静まった夜に
盲た目で世の中を見ようとしてた
ずっとずっと
自由になれるこの瞬間だけを待ち続けてたんだろうに

Black bird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
all your life
you were only waiting for this moment to be free

その鳥が飛んだ,その鳥が飛んだ
真っ暗な暗闇に光を見つけて

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night.

その鳥が飛んだ,その鳥が飛んだ
真っ暗な闇夜に温かい光が見えたから

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night.

闇夜に泣いてる黒い鳥
使い物にならないけど翼があるから飛ぼうと思って
いつまでもいつまでも
いつか飛べるんじゃないかってその瞬間を待っている
時がくれば飛べるんだと信じて待っている
飛べるって信じてるからずっと待てるんだ



Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise,
You were only waiting for this moment to arise,
You were only waiting for this moment to arise

YouTubeで曲を探していたら,カバーしてる曲を見つけた。いつもなら見向きもしないんだけれども,ちょっと綺麗な女性が写っていたものだから流してみたら,案外いい。
スタート押した直後,ギターに全然魅力感じなくて,すぐ他のサイト見ながら流すだけになっていたのに,声を聞いた瞬間,撃ち抜かれた。


そんなんで他にも良い歌声があるんじゃないかと思って,幾つか聞いてみた。いくつもいくつも出てきた。たった一つの曲をこんなにいろんな人が歌って弾いて,人によってぜんぜん違う。
音楽ってすごい。
こんなふうに,ちょっとしたことから,発見があるんだ。





2010/05/20

アキレスと亀

有名な話だ。
アキレスが亀を追いかけている。
亀がいたA地点にアキレスが着いたとき,亀は少し進んだB地点にいる。
アキレスがB地点についたとき,亀は少し進んだC地点にいる。
何時までもアキレスは亀に追いつけない。


ふと,亀は我々の限界をあてはめるとしっくりくるのではないかと思った。

いつまでも我々は限界を超えられない。
それは,限界がすこしずつ前進しているから。

2010/05/19

髪型について

久しぶりに髪の毛を伸ばしたところ,自転車に乗って降りると,髪の毛がすべて逆立っているのだが,これはどうしたらいいのだろうか。あたしはママチャリで超サイヤ人になれるのだろうか。やっぱりすっぱり刈り込んでクリリンになった方がいいのだろうか。はたまた,ピッコロか,フリーザになった方がいいか。

イライラして坊主になりました。

髪を伸ばすなんていう誰もがやってることが僕にはできない。

2010/05/18

市場価値

自分の市場価値というのは知っておくべきかも知れない。
だが,市場が機能する場所にいることなんてめったに無いことも知っておかなければならない。

良くも悪くも。

ともかく,ほとんど初対面の人達の集まりでは,自分は全くゼロから評価されるということに気づかなければならないのだった。それはどんな出会いの場であっても。遊びでも,遊びでなくても。なんだか不思議だ。

東洋経済に,弁護士特集があったわけで,今後の業界が気になる身としてはいい情報が載っているかも知れないと,買ってしまったわけである。

そこにはかねてから言われ続けている,経済活動を活発化させるような,グローバルなビジネスローヤーが未だ足りないという指摘があった。

もとはそんなのを目指していたわけなのだが。

なんかちょっと違った。

ついでにいうと,今までの弁護士像というのも,ちょっと違った。

ふと考え直すチャンスを貰えただけで,群馬に来てよかったと思う。

いままで焦点をあわせてきたものが,ぽっとなくなると,急に世界が広くなって,そして混沌としてくる。

どこかに答えがあるに違いない。

2010/05/17

postcards

絵葉書が好きです。

メールより,手紙より,絵葉書が好きです。

絵葉書のどちらを表というのか知らない。
まずそこから好きです。

絵が描いてある方が表なんじゃないかという気がする。メッセージは反対側に書くから。でも宛名はメッセージの隣。宛名は表のような気もする。年賀状は宛名が表。そうすると,絵が描いてある方は裏。
考えるとどんどんわからなくなる。表って何を言うのだ。

兎も角,どんな絵を選ぶか,まずそこが面白い。普通のアートと違う気がする。小さな紙切れに描くのだから,有名な芸術家の作品を縮小コピーしたものが際立つとも限らない。言葉を乗せたほうがいい時もあるけれど,下手にやると陳腐化する。写真でもいいわけだし。そして,あの狭い空間にどれだけ空白を作るのかという勇気も。色も。

そして,はがきは全てが丸見え。誰に見られても困らないような文章を書かなければけないような気がしてくる。だけれども,ゆっくり読んだ人には別の意味が伝わるようにも文章を考えたくなってくる。きっと誰が読んでもバレバレなのだろうけれど,そこはただの楽しみ方。何気ない事を書いていながら,なにか感じて欲しい。思ったとおりにいかなくても。

文字数も限られている。まるでツイッター。
しかも,線が引いてないから自由。字の大きさ,行間,すべて自由。

極めつけは宛名。
メッセージのとなり。ココがポイントで,恐ろしい存在感を示す。手紙ではただの包み紙なのに,一気に主役級に躍り出る。

送ることを前提に語ってきたのだが,実は送るのでなくても好きなのです。
安いし,小さいし,幅広いジャンルを楽しめるから。

先日,文房具屋で絵葉書を真剣に探していたら,テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(Théophile Steinlen)というのを初めて見つけた。
作風はロートレックに似ていたので,勘違い。だがよく見るとぜんぜん違う。
有名な黒猫(le chat noir)の絵葉書。
これは誰にも送らずにとっておこう。


かつては絵葉書を3枚。一番いいのを好きな人に,2番目にいいのを大切な友人に,3番目を自分に。2番目と3番目は逆かもしれない。

将来の夢,絵葉書屋。壁一面に好きな絵葉書を貼り付ける。売れたらそこにまた新しい一枚。端っこに,送られた絵葉書を飾る。なんてどうだろう。

絵葉書は店で買わないと駄目だ。
でもそのうちネットに慣れるかも知れない。
絵葉書なんて古典的なものも,いずれなくなるかも知れない。
似た何かがきっとどこかに生まれている。

2010/05/16

バサラバサラ

のっほっほ。
新しい日本語を知ると気分がどんどん盛り上がるどんどんどんどん盛り上がる。MORIMORIモリもり盛り上がる。

バサラという言葉が突如再発見されたらしい。再発見というのはまるでアンコールワットのようだ。

で,その意味は,普通をやめて,目立つこと。

バサラバサラ。

2010/05/15

アイデア

アイデアはある日突然枯渇する。
枯渇のきっかけは簡単。
疑問を持つ事,そして否定することにある。

と,僕は思う。

2010/05/14

同じところ,違うところ

同じところを探す楽しみがある。
違うところを探す楽しみもある。

2010/05/13

指の痕

朝起きたら右の腕に4本の指の痕がくっきり。

誰かに腕を強く掴まれたのか,それとも,黄泉の世界に引きずり込まれそうになったのか。それとも,あれか,これか。

思い当たることがなく,うんうん腕を組んで悩んでいたら,指の痕の上にぴったり自分の4本の指。

恐ろしい。人間は腕を組むとき,1ミリたりともずらさずに手を置いている。

そして,どうも必死に考え事をしながら寝ていたらしい。

2010/05/12

飲み残しのワイン

テーブルに置かれた赤ワインのうっすら残ったプラスチックのコップ。
クラブハウスの青い光の筋で浮かび上がっている。
大音量の音楽と叫び声で,何から何まで揺れているのに,
あんなに軽いプラコップは微動だにしない。

まるで音楽が聞こえないかのよう。

2010/05/11

一本の横線

白い紙に一本の横線。

地平線。

2010/05/10

月と街灯

江戸の町では月が明るすぎるということで,街灯をつけることにしたそうだ。
街灯をつけたら,街灯がまぶしくて月がよく見えなくなって,お役人さんたちは喜んだそうだ。
月に大きな顔があったことに気付くものは,ほとんどいなかった。

街灯に照らされて,光の筋が星空に広がる。昼間は青空の邪魔しかしない電線が,夜になると夜空と同化する。だけれども,街灯はそれを許さない。糸電話みたいに人と人をつなぐ線を,これ見よがしに見せびらかす。

覚めた目で,星が瞬いている。

2010/05/09

毛の生えてないところ

ハーフマラソンでずいぶん焼けてしまい,久しぶりに皮がむけました。今は落ち着いて,色がしっかり染み込みました。

こんなに日に焼けるなんてすっかり忘れていた。

とはいえ,日差しの下で2時間ほど走ることを想定して,ある程度防衛をしようと思って,髪を伸ばしていた。毛を生やせば直射日光は浴びまい。僕はひげが濃いから,普段剃っているヒゲと髪の毛を伸ばせば,完全防備だ。

ところが,よく考えると,おでこと鼻は毛が生えていないのである。もともと。

剃ってるところばかりが毛が生えていないところではない。

じっと手を見る。

2010/05/08

20秒で用意しな

ラピュタでパズーがどーらに言われる一言。
「~秒で用意しな」

なぜだか私の記憶の中では20秒なのである。

ところが,あるときネットで書いている記事を見たら40秒と書いてある。

40秒なんて,長すぎる。

そう思ってしまう,これが時代の流れだ。

2010/05/07

ボールペン

文房具好きです。
最近ずいぶん熱が冷めてきましたが,それでもまだ文房具ニュースを見るとついついじっくり読んでしまいます。

最近気になっているのは,ぺんてるのビクーニャ。
油性ボールペンながらなめらかな書き味。
たしか150円くらい。

ゼブラのスラリ。
これも油性ボールペンながらなめらかな書き味。
水性と油性を混ぜたインクらしく,不思議。
確か100円くらい。

気になって仕方がない。

ので買ってきた。

いずれも書き味はなかなか。

ただ,ジェットストリームから,滑らかな油性インクが流行っているわけだが,ここまで品数が増えてくるとあまり差別化が出来ていない気がする。

2010/05/06

ティム・バートン

テレビ見てたらティム・バートンが出ていた。
猿の惑星を作り直したとき,remakeではなくてrecreateなんだと言い切ったのに,公開されたら前の猿の惑星の良さがなくなったと酷評されていた時のことを思い出す。
だから,recreateだと彼は言っていたのに。とはいえ,前作に彼の良さが潰されてしまったのは間違いなかっただろう。

何となく彼の作品は,万人受けしそうにない雰囲気を持っている。

だが不思議なことに,町田康とか,村上春樹だとか,万人受けしそうにない作品ほどヒット作になったり万人受けしたりする。町田康が万人受けしてるわけではないといわれたら,まあそうでしょうとしかいいようがないのだけれど。

ティム・バートンは,迷ってはダメだと言っていた。僕はラッキーなだけだった。だけれども,アドバイスできるとすれば,あまり周りの意見を気にして迷ってしまっては駄目だ。


でもきっと彼だって迷ったはずだ。
迷って迷ってずっと夢だと思って進んできた道を諦めて,そして新しい道を見つけたに違いない。

彼の作品は,殆ど観ていないのだけれど,予告編だけでもその変化が見て取れる。
ただ,変化はあるのに,彼らしさは失われていない。

らしさを失うことなく,変化を続ける。
難しいね。

2010/05/05

耳に関する一考察

どうでもいいのだが,先日書いた耳について,深く考えた。

つまり,パンの耳と人の耳はいかなる点において共通項しているかだ。

パンの耳は,ヘリにある。
人の耳もヘリにある。
そしてどっちもちょっと固い。

したがって,ヘリにあるちょっと固いものは耳という。

ホタテの縁側も,耳というべきだ。

2010/05/04

リアル,アンリアル

人なんだよ。
リアルなんだよ。
アンリアルな世界を再定義しないと。群馬に来て思った。
ネットは,世界を小さくする。なんていうけれど,それはじつは,都市部の集中を助長するという意味だったんだ。そんなきがするのである。

ネットは,地方にいても,出会いのきっかけを作ってくれる。だけど,それは地方と地方の出会いではなくて,地方と東京の出会い。そして,実際に出会うには出ていかなければならない。

嘘かな。

まだまだ使いこなせない世界なのだ。

2010/05/03

かき菜

食べ物というのは地域によって若干違いがあるのだろう。
群馬に来て初めて目にしたものに,「かき菜」がある。

なんだか,黄色い花が咲いているので菜の花の親戚なのだろう。

見たことのない食材を料理しようと思うのは,やはり勇気がいる。
日本人ならとりあえず,MISOスープ!!


ただの葉っぱですらこれなのだから,初めてなめこを食した奴とか,納豆を食った奴を尊敬する。

2010/05/02

ピカソの助言

あるサイトで日本語で紹介されていたのだけれど,せっかくだから英語のものをみてみた。
http://www.positivityblog.com/index.php/2008/04/04/picassos-top-7-tips-for-creating-an-exciting-life/

だいたい本当にピカソが言ったのか不明だと思うが,我々にとって重要なのは本当にその人が言ったかどうかではなくて,その人がいいそうなことで,しかもなるほどと思えることを言っているかなのだ。

だから,板垣死すとも自由は死せずなんていうのが,ただ新聞の見出しだったとしても,別に構わない。

1. You have to believe to be able to do.
必ずできるって信じなきゃいけない。


2. Push your limits.
限界をもうちょっと向こう側に押しやれ。


3. Don’t wait for inspiration or the right moment.
ヒラメキだとか時が来る時までだとかそんなの待つな

4. Act.
まずやれ

5. Ask the right questions.
良い質問をしなさい

6. See the hidden beauty by not judging.
あるがままを感じなさい

7. It’s not too late.
遅すぎることなんて何もない

なんだか,いつか書いたようなフレーズも幾つかある。

2010/05/01

るるる,るるるる

たろくんたろくん,君はいつからそんなになってしまっ短大。
別に短大なんてどうでもいいん大学。


どうでもよいことで盛り上がってしまう性分です。

4月が終わる終わる終わるるる。
5月が始まる始まる始まるるるる。

音をとろうとすると,るるるの数が変わるるる。
どうして始まるのときはるるるるるなのだろうか。
終わるの時も変わるの時もるるるなのに。

るるる。
るるるる。