2010/09/29
2010/09/27
2010/09/26
東京タワー
「めくらやなぎと眠る女」を買ったのは前橋に来る前だった。
結局読みきらずに,前橋を去ってしまった。
だけれども,これは短編小説だから,ほんの2,3,読んだ。しかも,数カ月おきに。
今日,ずいぶん久しぶりにまた1編読んだ。
どうにもこうにも何か物足りない時,真っ白い大きな紙に,どこまでも渦巻を書いてやろうかと思い立った。そしたら,ふと彼の本が頭に浮かんだ。それで,読んだ。
とてもいい文章だ。たったひとつだけ,引っかかる言葉があった。それが「東京タワー」。
彼の文章を読んでいると,なぜか頭に浮かぶのは海外のような場所。
どこかの絵で見たような,音が聞こえない世界での話のような気がする。
それも少し昔の。
それなのに,「東京タワー」という言葉が出てくると,何処か知った街にそんな場所があるような気がして。
そんなのも,薄ぼんやりと消えていってしまったけれど。
少し頭がすっきりした。
アートに飢えているのだろう。
2010/09/24
前橋でやり残したこと
トライアスロンの練習会に一度も行けなかったこと。
車もバイクも買わなかったこと。
車で回れる観光地に行けなかったこと。
冒険が足りなかったな。
一人で冒険する根性が必要だった。これはやっぱり自分の中にはあんまりなかったのだろう。
人のせいにせず,一人で冒険しにいこう。
できない理由を探すのではなく,やる方法を考えなくては。
車もバイクも買わなかったこと。
車で回れる観光地に行けなかったこと。
冒険が足りなかったな。
一人で冒険する根性が必要だった。これはやっぱり自分の中にはあんまりなかったのだろう。
人のせいにせず,一人で冒険しにいこう。
できない理由を探すのではなく,やる方法を考えなくては。
2010/09/23
2010/09/21
猫と鼻毛
結局,時間があればいつものようにくだらないアイデアがたくさん浮かぶのだ。一人で出歩くことはとても大切だ。
今日は猫。猫というのは,とても平等に人を扱う。
ファンキーなホームレスでも,ちょっと変なおばちゃんでも,鼻を垂らした子どもでも,誰であっても,優しい人には寄ってくる。見た目で判断しない。
なんてことを,餌を上げるホームレスらしきおじさんに擦り寄っていく猫を見て思ったのだ。
そして鼻毛。
わたくし,見た目がだらしなくて大変申し訳ないのですが,鼻毛がよく伸びるのであります。
で,自分の鼻毛が出ているかは,話している相手の顔を見ているとよくわかる。
僕の鼻毛が出ていると,彼らは自分の鼻元を押さえるのです。
とても不思議。鼻毛が出ているのは僕の鼻なのに,鼻毛が出ていないその人自身の鼻毛を押さえようとしている。
昔,なぞなぞで,汽車に乗って,向かい合った二人がトンネルを出ると,進行方向に背を向けていた人は顔は黒くならなかったが,進行方向に向かって座っていた人はがすすで黒くなった。しかし,なぜか顔が黒くなっていない人が顔を洗いに行った。それはなぜか,というのがあった。
答えは,顔の煤けていない人は,向かい側に座っている人の顔が煤けているのを見て,自分の顔も煤けていると思ったから。
どうでもいいのだが,鼻毛を切ろうと思った。
今日は猫。猫というのは,とても平等に人を扱う。
ファンキーなホームレスでも,ちょっと変なおばちゃんでも,鼻を垂らした子どもでも,誰であっても,優しい人には寄ってくる。見た目で判断しない。
なんてことを,餌を上げるホームレスらしきおじさんに擦り寄っていく猫を見て思ったのだ。
そして鼻毛。
わたくし,見た目がだらしなくて大変申し訳ないのですが,鼻毛がよく伸びるのであります。
で,自分の鼻毛が出ているかは,話している相手の顔を見ているとよくわかる。
僕の鼻毛が出ていると,彼らは自分の鼻元を押さえるのです。
とても不思議。鼻毛が出ているのは僕の鼻なのに,鼻毛が出ていないその人自身の鼻毛を押さえようとしている。
昔,なぞなぞで,汽車に乗って,向かい合った二人がトンネルを出ると,進行方向に背を向けていた人は顔は黒くならなかったが,進行方向に向かって座っていた人はがすすで黒くなった。しかし,なぜか顔が黒くなっていない人が顔を洗いに行った。それはなぜか,というのがあった。
答えは,顔の煤けていない人は,向かい側に座っている人の顔が煤けているのを見て,自分の顔も煤けていると思ったから。
どうでもいいのだが,鼻毛を切ろうと思った。
2010/09/20
Holsteeという会社のマニフェスト
Hostleeという会社のマニフェスト。
人生って,こういうものだろう。
大好きなことにのめり込め。
おかしいと思ったら変えてしまえ。
仕事が嫌なら辞めてしまえ。
時間がないならテレビ消せ。
自分探しなんてやめてしまえ。
みんな君が大好きなことをやり始めるのを待っているんだ。
分析なんてやめてしまえ,人生なんて単純だ。
心が動くときこそ一番美しい瞬間だ。
ごはんを食べるときは,飲み込む瞬間まで味あわないと。
新しいことには両手を開いて,初めて出会う人達には心を開け。
我々は違うからこそ一緒にいられる。
隣の人に,あなたの情熱なんですか,って聞いてみなさい。
で,閃いたら,一緒に夢に向かって進めばいい。
旅にはできるだけ行きなさい。
迷ったときに本性が出るから。
たった一回しか来ないチャンスもある。絶対に逃すな!
人生は,出会った人たちと何かを成し遂げるってことだ。
さあ,閉じこもってないで,何かを創り上げよう!
人生は思ったより短い。
情熱を纏って,夢を追い続けよう。
こういうのが転がっているのがインターネットの素晴らしさ。
こういうのを見知らぬ誰かが紹介してくれるのがインターネットの素晴らしさ。
2010/09/19
2010/09/17
暴走族
前橋駅南口には,夜になると警察が集会を開いている。
というのも,駅前に暴走族がたむろしているからだ。
暴走族といっても,中学生,高校生位の子たちだろう。
うるさいバイクを乗り回していて,夜は迷惑甚だしいのであるが,たまにたむろっているのをみると,かわいい子どもたちばかりで,しかもバイク3台くらいをみんなで順番に乗っているのを見ると,彼らにとっては遊園地のアトラクションみたいなものなのだろうと,全く怒る気がしなくなってしまう。
とはいえ,暴走族は,暴力団の始まりであって,彼らの非行を早く止めてあげることは,彼らの今後の人生を決定的に変えることになる。だから,警察の人たちは,あれだけたくさん集まって,長いこと説得しているのだろう。まだ変われる。
僕はというと,ぷらぷら歩いているときに暴走族が集まっていても,特に避けるわけでもなく,どちらかというと,すぐ傍を通る。道を譲る気はないし,ちょっと気になるからだ。
だいたい彼らは輪になって集まっていたも眼を付けることもなく道を譲ってくれる。そんな悪い奴らじゃないのだろう。背負うタイプの襷を掛けている奴を見ると,運動会を思い出してしまって,同じルーツを感じて,妙に親近感を感じてしまう。脛まであるブーツのつま先をテープで補強してたりすると,靴がすり切れるほどバイク乗って頑張っているんだなあと,変に感心してしまったりもする。
だが,たくし上げたズボンの裾から,脛に彫った刺青が見えたりすると,とても残念だ。
ちゃんと引退して,まともな道に戻ってこそ暴走族だろうに。
GTOの影響なのかな。
座り込んだ5人ほどの女の子が,警察に説得をされていた。
いつもどおり,すぐ傍を通り過ぎる。
すると,「おまわりさんみんなめがねだね,かわいいー」とか言っている。
つい見てしまったが,説得していた3人とも黒ぶちメガネ。彼女たち,妙な観察力だ。
そのうち,5人で歌を歌い始めたのだ。
声が揃っていてうまいし,かわいい。
つい,足を止めて聞いてしまった。
おまわりさん,ごめんなさい。いつもありがとうございます。
というのも,駅前に暴走族がたむろしているからだ。
暴走族といっても,中学生,高校生位の子たちだろう。
うるさいバイクを乗り回していて,夜は迷惑甚だしいのであるが,たまにたむろっているのをみると,かわいい子どもたちばかりで,しかもバイク3台くらいをみんなで順番に乗っているのを見ると,彼らにとっては遊園地のアトラクションみたいなものなのだろうと,全く怒る気がしなくなってしまう。
とはいえ,暴走族は,暴力団の始まりであって,彼らの非行を早く止めてあげることは,彼らの今後の人生を決定的に変えることになる。だから,警察の人たちは,あれだけたくさん集まって,長いこと説得しているのだろう。まだ変われる。
僕はというと,ぷらぷら歩いているときに暴走族が集まっていても,特に避けるわけでもなく,どちらかというと,すぐ傍を通る。道を譲る気はないし,ちょっと気になるからだ。
だいたい彼らは輪になって集まっていたも眼を付けることもなく道を譲ってくれる。そんな悪い奴らじゃないのだろう。背負うタイプの襷を掛けている奴を見ると,運動会を思い出してしまって,同じルーツを感じて,妙に親近感を感じてしまう。脛まであるブーツのつま先をテープで補強してたりすると,靴がすり切れるほどバイク乗って頑張っているんだなあと,変に感心してしまったりもする。
だが,たくし上げたズボンの裾から,脛に彫った刺青が見えたりすると,とても残念だ。
ちゃんと引退して,まともな道に戻ってこそ暴走族だろうに。
GTOの影響なのかな。
座り込んだ5人ほどの女の子が,警察に説得をされていた。
いつもどおり,すぐ傍を通り過ぎる。
すると,「おまわりさんみんなめがねだね,かわいいー」とか言っている。
つい見てしまったが,説得していた3人とも黒ぶちメガネ。彼女たち,妙な観察力だ。
そのうち,5人で歌を歌い始めたのだ。
声が揃っていてうまいし,かわいい。
つい,足を止めて聞いてしまった。
おまわりさん,ごめんなさい。いつもありがとうございます。
2010/09/15
怪しげな野菜スープ
少し前に,友達から電話があった。
少し前といっても,数カ月前の話だ。
その友達とは,電話で話すのは初めてだったのかも知れないと思う。今気がついたけれど。そしてその後もかけていない。たった1回の電話だった。
どんな話をしたか,だいぶ忘れてしまった。
きっと,とりとめもない話をたくさんして,そして,僕はその友達が首を傾げるような話や,少し傷つくようなことも言ったのだろうと思う。正直な気持ちで話そうとすると,そうなってしまう。
そんなとりとめもない話の中で,僕の一人暮らしの話になった。
その友達は,初めて自炊をすると,怪しげな野菜スープを作るに違いない,と言った。
僕は確かに怪しげな野菜スープを作っていた。
うまく食材を買えず,腐りそうになって慌てていろいろな野菜をぶち込んで作った怪しげな野菜スープである。
友達は,誰もが通る道だよ,と言って笑っていた。
そして今,相変わらず怪しげな野菜スープを作っている自分がいる。
本当を言うと,久しぶりに作った怪しげな野菜スープだ。
買いすぎて腐りそうになっている食材があるのは相変わらず。
だけど,暑かったこともあってしばらく作っていなかった。
それで,この間久しぶりに作った。1ヶ月前のキャベツと玉ねぎが出てきたから。
だけど,食生活が乱れて,野菜を大量に食べたくなったとき,怪しげな野菜スープは重宝する。
そんなことに気がついて,今日も怪しげな野菜スープを作ってしまった。
今日は,キャベツと玉ねぎだけでなく,人参とセロリも入れてみた。
じゃがいもを入れようと思って買ってきたが,セロリを入れた時点で鍋から溢れて入らなかった。
怪しげな野菜スープデラックス。
少し前といっても,数カ月前の話だ。
その友達とは,電話で話すのは初めてだったのかも知れないと思う。今気がついたけれど。そしてその後もかけていない。たった1回の電話だった。
どんな話をしたか,だいぶ忘れてしまった。
きっと,とりとめもない話をたくさんして,そして,僕はその友達が首を傾げるような話や,少し傷つくようなことも言ったのだろうと思う。正直な気持ちで話そうとすると,そうなってしまう。
そんなとりとめもない話の中で,僕の一人暮らしの話になった。
その友達は,初めて自炊をすると,怪しげな野菜スープを作るに違いない,と言った。
僕は確かに怪しげな野菜スープを作っていた。
うまく食材を買えず,腐りそうになって慌てていろいろな野菜をぶち込んで作った怪しげな野菜スープである。
友達は,誰もが通る道だよ,と言って笑っていた。
そして今,相変わらず怪しげな野菜スープを作っている自分がいる。
本当を言うと,久しぶりに作った怪しげな野菜スープだ。
買いすぎて腐りそうになっている食材があるのは相変わらず。
だけど,暑かったこともあってしばらく作っていなかった。
それで,この間久しぶりに作った。1ヶ月前のキャベツと玉ねぎが出てきたから。
だけど,食生活が乱れて,野菜を大量に食べたくなったとき,怪しげな野菜スープは重宝する。
そんなことに気がついて,今日も怪しげな野菜スープを作ってしまった。
今日は,キャベツと玉ねぎだけでなく,人参とセロリも入れてみた。
じゃがいもを入れようと思って買ってきたが,セロリを入れた時点で鍋から溢れて入らなかった。
怪しげな野菜スープデラックス。
2010/09/14
2010/09/12
2010/09/11
儚い夢
実家に2ヶ月ほど戻ることになったので,前橋の荷物を受け入れるべく実家の掃除をしてみた。
およそ1年ほど前に置きっぱなしにした荷物で,もう使わなさそうなものを整理しようと思った。
とはいえ,ほとんどが本とファイル。
文庫本や新書などの趣味の本はいらないと思える本がほとんどない。
しかし,勉強の本は要らないものばかりだ。
大学1年のときに買った,法学入門,みたいな本。
たくさんある憲法の本。
大学3年から,ロースクールを通して買いためた,会社法関係の本。
国際交渉術,なんて本もある。
当時夢見ていた世界が,なんとなくわかるようだ。
しかし今は怖くて,本を開くことができない。
でも,捨てることも出来ない。
本棚の奥底に閉まってしまおうと思う。
諦めたわけじゃない。
ただ,たった1年前の自分が,まるで別人のように感じられる。
論文を書こうとかき集めたたくさんの資料。
本当ならいい思い出のはずなのに,もう何の価値もない。
ひょっとして書き直したりするかもしれないとも思ったけれど,もうそれはないだろう。
荷物を捨てるときの,なんとなくある寂しさ。
およそ1年ほど前に置きっぱなしにした荷物で,もう使わなさそうなものを整理しようと思った。
とはいえ,ほとんどが本とファイル。
文庫本や新書などの趣味の本はいらないと思える本がほとんどない。
しかし,勉強の本は要らないものばかりだ。
大学1年のときに買った,法学入門,みたいな本。
たくさんある憲法の本。
大学3年から,ロースクールを通して買いためた,会社法関係の本。
国際交渉術,なんて本もある。
当時夢見ていた世界が,なんとなくわかるようだ。
しかし今は怖くて,本を開くことができない。
でも,捨てることも出来ない。
本棚の奥底に閉まってしまおうと思う。
諦めたわけじゃない。
ただ,たった1年前の自分が,まるで別人のように感じられる。
論文を書こうとかき集めたたくさんの資料。
本当ならいい思い出のはずなのに,もう何の価値もない。
ひょっとして書き直したりするかもしれないとも思ったけれど,もうそれはないだろう。
荷物を捨てるときの,なんとなくある寂しさ。
2010/09/10
中華!中華!中華!
なんとなく疲れがたまったような日が続いて,やる気が出なくて眠くて眠くてたくさん寝ているのに眠いまま。
ふと気が向いて,お昼に中華料理を食べようと外に出掛けた。
今までいったことがなかった前橋城という小汚い中華料理屋に行ってみようとしたのだが,外まで並んでいて断念。
どうしようか考えていて思い出したのが,以前いったことのある中華料理屋。礼儀正しい外国人がお店をやっていて,一度宴会に使わせてもらったお店。確かスーラータンメンがお勧めというようなことを言っていた気がした。以前お昼にいったときにはメニューになかったけど,お店の雰囲気もいいからその店に行こう。
お店に入ってBセットを頼んで,ふとメニューを裏返すと,スーラータンメンが載っている。以前はメニューを裏返すのを忘れていただけだったのか。
というわけであわてて,注文を変えた。
スーラータンメンが出てきたので食べると,酸っぱさといい,辛さといい,まさに好み。ちょっと熱くてやけどしたけど,冷めるまで待てなかったくらいおいしい。
食べ終わると汗が流れてきて,元気が出てきた。
それから数日,元気いっぱい。
中華って,すごい。
じゃなくて,中華料理屋ってすごい。
ふと気が向いて,お昼に中華料理を食べようと外に出掛けた。
今までいったことがなかった前橋城という小汚い中華料理屋に行ってみようとしたのだが,外まで並んでいて断念。
どうしようか考えていて思い出したのが,以前いったことのある中華料理屋。礼儀正しい外国人がお店をやっていて,一度宴会に使わせてもらったお店。確かスーラータンメンがお勧めというようなことを言っていた気がした。以前お昼にいったときにはメニューになかったけど,お店の雰囲気もいいからその店に行こう。
お店に入ってBセットを頼んで,ふとメニューを裏返すと,スーラータンメンが載っている。以前はメニューを裏返すのを忘れていただけだったのか。
というわけであわてて,注文を変えた。
スーラータンメンが出てきたので食べると,酸っぱさといい,辛さといい,まさに好み。ちょっと熱くてやけどしたけど,冷めるまで待てなかったくらいおいしい。
食べ終わると汗が流れてきて,元気が出てきた。
それから数日,元気いっぱい。
中華って,すごい。
じゃなくて,中華料理屋ってすごい。
2010/09/09
2010/09/08
2010/09/07
2010/09/06
2010/09/05
2010/09/04
回数券
前橋から東京に帰るとき,少しでも安くしようと思って,チケットショップで回数券を買っていた。
いつの間にか,チケットショップのお姉さんが僕の顔を覚えてくれた。
お店に行ったとき,今までよりも少しだけ嬉しそうな笑顔に見えて,帰り際に「いつもありがとうございます。」と声をかけてくれるだけなのに,それだけなのに嬉しかった。
本当は少しくらい世間話をしてみたかったのだけれど,結局何も話さないままだった。
前橋を去る日が少しずつ近づいて,色々逆算してみて,チケットを買うのも今日が最後かな,と思った。
最後くらい,世間話をしているか,せめて「いままでありがとう」くらい言おうと思って,お店に行った。
そんな時に限って,他の店員さんと仲良く喋ってる。
話の邪魔をしてしまったみたいで申し訳なくて,そそくさと「1枚下さい」といって,珍しく1枚だけ買った。
ひょっとしたら,1枚なんて珍しいですねとか言ってくれるかも知れないなんて期待しながら。
しかし,すぐ1700円ですと言われ,すぐチケットを渡してくれた。
いつもなら袋に入れますか,とか聞いてくれるのに,聞いてくれなかった。
あんまりスムーズだったものだから,何も言えずに,ありがとうと,笑顔で言って,帰ってきてしまった。
帰り道,なんとなくがっくりだった。
いつの間にか,チケットショップのお姉さんが僕の顔を覚えてくれた。
お店に行ったとき,今までよりも少しだけ嬉しそうな笑顔に見えて,帰り際に「いつもありがとうございます。」と声をかけてくれるだけなのに,それだけなのに嬉しかった。
本当は少しくらい世間話をしてみたかったのだけれど,結局何も話さないままだった。
前橋を去る日が少しずつ近づいて,色々逆算してみて,チケットを買うのも今日が最後かな,と思った。
最後くらい,世間話をしているか,せめて「いままでありがとう」くらい言おうと思って,お店に行った。
そんな時に限って,他の店員さんと仲良く喋ってる。
話の邪魔をしてしまったみたいで申し訳なくて,そそくさと「1枚下さい」といって,珍しく1枚だけ買った。
ひょっとしたら,1枚なんて珍しいですねとか言ってくれるかも知れないなんて期待しながら。
しかし,すぐ1700円ですと言われ,すぐチケットを渡してくれた。
いつもなら袋に入れますか,とか聞いてくれるのに,聞いてくれなかった。
あんまりスムーズだったものだから,何も言えずに,ありがとうと,笑顔で言って,帰ってきてしまった。
帰り道,なんとなくがっくりだった。
2010/09/02
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