2012/09/02

高崎観音ジョギング

昨日は,昼寝をしたところ,6時になってしまった。
せっかくの休みなので,体を動かそうと思い,高崎観音までジョギングすることにした。
高崎観音までは約5キロ。ちょうどいい距離だ。身軽に,家の鍵だけ以て出かけた。
高崎観音は,観音山の山の上にある大きな観音様で,夜になるとライトアップされる。17号から見えるので群馬に詳しくない人でも知っているかもしれない。
のんびり走っていると,6時半ころ観音様に着いた。そのまま来た道を帰るのもつまらないと思い,たぶん,ここを行けば麓まで行けるだろうという道を走り始めた。
ところがこれが間違いだった。
どんどん日が暮れてくる。そして,山道に街頭はほとんどない。車もたまに通り過ぎる程度。たまに通り過ぎる車のヘッドライトがむしろ怖い。みるみる視界が狭くなり,薄暗く,車道の端の白い線が見える程度。それも所々消えている。たぶん,落ち葉がたまっているのだろう。木陰になって余計暗い。
しばらく走って,迷ったことに気づく。こんな時に限って携帯はない。地図は見れない。走れば案内板に出会うはず。そうおもってしばらく走った。しかし,車できたときも通ったことのない道。すなわち初めての道。そして暗くて案内板が見えない。
あきらめて引き返した,来た道を。敗北を抱きしめて。ようやく分かる道まで出てきた。
こんな暗闇を走っている人は他にはいない。やはり時間を間違えたのだ。今度は昼間に来よう。そう思って暗闇を走っていたら,老人が普通に散歩をしていた。暗闇の山の中を。

自分はまだ若造だと思った。

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