サミュエル・スマイルズといえば,「西国立志編」だろう。
明治時代に,福澤諭吉の「学問のすすめ」と並ぶヒット作となった本。
「自助論」という名前で,本になっている。
開国したての日本が,なんとかして先進諸国に追いつこうという鼻息荒い時期である明治時代にヒットしたというその時代背景からしても,読んでいて盛り上がることまちがいなしなのだ。
そのスマイルズの本というので,ついつい買ってしまった。
もちろん読んでいて勇気が湧いてくるわけでありますが,そういえば,暫く忘れていた,と思うようなことがたくさんあったり,最近の自分は大丈夫なのだろうかと,襟を正したくなってしまう部分も。
いい表現だなと思えた一節。
涙でいっぱいの目には,何も映らない。でも,その涙が乾いたとき,もっと沢山のことが見えるようになっているはずだ。
泣きながらでも,前進すべしってことだ。
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