2011/11/27

試験

約1年ぶりに試験を受けた。TOEICだ。2か月前の僕にやる気があったせいで受けることになった。
テスト独特の緊張感を忘れかけていた。教室に入ったときのあの感じ。難しそうな参考書を読んでいる人,怪しげな食べ物で栄養補給をしている人,やたら防寒装備のすごい人,そして,もわっ,じとっ,どよん,とした教室の雰囲気。
最後にTOEICを受けてからずいぶん経った。殆ど勉強ができなかった。いや,しなかった。昨日参考書を買って,今朝開いたらいつの間にか,難しくなっていた。問題自体が難しくなっていた。リスニングでは英国,豪州の発音が少し混ざるようになったし,リーディングでは,二つの関連文書を読解する問題が増えていた。そして,実力も落ちていた。集中力がとぎれがちだし,以前ならもっとすらすら入ってきたはずの英語が全然入ってこない。
依然やったことがあるという慢心がどこかにあった。

試験が終わって,どんな人が受けているのだろうかと教室を見回した。学生風の人や社会人風の人,メガネキラーンな人がいる中に,知り合いの同業者を発見した。誰でも人知れず努力しているんだなあと,妙に感心して,朝2時間しか勉強しなかった僕は気づかれないように教室を出た。
今の自分を再認識。国際的な仕事もしっかりできるようになりたいなんて言っていた1年前の自分を思い出した。

しっかり振り返っていないと,どこに進んでいるのかわからなくなってくる。

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