動物園が大好きです。
ゴリラのピーコがお気に入りです。
久しぶりに上野動物園に行ったら,ゴリラの赤ちゃんのコモモがいました。あまりに可愛くて人類みな兄弟だと思ってしまいました。人類ではなくて霊長類皆兄弟。
カバにも子どもが生まれていました。
可愛かった。哺乳類皆兄弟。
ハシビロコウが立っていました。あまりに面白くてじっと見ていました。動物皆兄弟。
みんなみんな,生きていいるんだ友達なんだ~。
和光市の樹林公園には,鶏のピーコちゃんがいます。
私が樹林公園を初めて通ったときは,チラシが木にくくりつけられていました。
内容は,鶏のピーコちゃんが,深夜何者かに襲われ,羽をむしられて手持ち花火で焼かれ,瀕死の状態で発見され現在治療中というものでした。一日も早い回復を願っていますという言葉で締めくくられていました。
2週間くらいすると,ピーコちゃんが元気に樹林公園を歩き回っていました。復活したんだなあと,ついつい嬉しくなってしまいました。ピーコちゃんの周りには,お年寄りが集まっていたので,彼らがきっと介抱していたのでしょう。
人間でもない鶏を本気で心配したり,治って喜んだり,人間って不思議だなあと思いました。
そして,同じ人間でも,鶏の羽をむしって火をつける人もいれば,その鶏を必死に介抱する人もいる。人間って不思議だなあと思いました。
2010/10/30
2010/10/24
さんぽ
目的もなく歩く。
色々なものが目に留まって,吸い寄せられるように坂を上る。
矢印があるとその道に進み,看板があればじっくり読む。
壁があれば登れるか指をかけてみる。
寺があれば入る。神社があればお参りする。
木があれば,何の木か確かめる。
花があれば匂いを嗅ぐ。
猫がいれば挨拶をして,犬がいればからかう。
鳩は追いかけて,カラスはじっと見つめる。
鳴き声から虫の居場所を必死に探す。
飛んでる虫は追いかける。
蜘蛛の巣を見つけたら,どこを始点に何枚幕を張っているか入念にチェックする。
家の隙間には何かがいないか必ず確認する。
空を眺めて,雲の形を見る。
雲が流れているのを見て,ビルが流れていくように見えるのを楽しむ。
面白い形のビルを見つける。ビルに入っている会社の名前をチェックする。
面白い店の看板を探す。
歩いている人を避ける。
信号で止まらないように,赤信号ではどちらかに曲がる。
どこまでもどこまでも歩いて。
線路にぶつかったら線路沿いに駅まで歩く。
そして帰る。
色々なものが目に留まって,吸い寄せられるように坂を上る。
矢印があるとその道に進み,看板があればじっくり読む。
壁があれば登れるか指をかけてみる。
寺があれば入る。神社があればお参りする。
木があれば,何の木か確かめる。
花があれば匂いを嗅ぐ。
猫がいれば挨拶をして,犬がいればからかう。
鳩は追いかけて,カラスはじっと見つめる。
鳴き声から虫の居場所を必死に探す。
飛んでる虫は追いかける。
蜘蛛の巣を見つけたら,どこを始点に何枚幕を張っているか入念にチェックする。
家の隙間には何かがいないか必ず確認する。
空を眺めて,雲の形を見る。
雲が流れているのを見て,ビルが流れていくように見えるのを楽しむ。
面白い形のビルを見つける。ビルに入っている会社の名前をチェックする。
面白い店の看板を探す。
歩いている人を避ける。
信号で止まらないように,赤信号ではどちらかに曲がる。
どこまでもどこまでも歩いて。
線路にぶつかったら線路沿いに駅まで歩く。
そして帰る。
2010/10/23
2010/10/17
振り返る時間
人に会うと,たまにブログを読んでくれていることがある。
なんだかんだいって長いことブログを書いているわけで,昔から読んでくれている友人には,僕の書き振りの変化を指摘されることがあった。
確かに最近,自分で書いていても昔と違うような気がしていた。
環境の変化や,少しばかり経験も増えた。単純に年を食ったというのもあるのだろう。
思い当たることは多くあったし,もう昔の自分には戻ることが出来ないのだと,半分諦めていた。
ところが,今日たまたま時間があって,今までのブログを読み返してみると,たいしてかわっていないことに気がついた。
読んでいる人の感じ方は,変わったかもしれないけれど,僕自身が読む限りでは何も変わっていないということを確信した。
雲の切れ間を縫って僕は空を飛ぶのであります。
なんだかんだいって長いことブログを書いているわけで,昔から読んでくれている友人には,僕の書き振りの変化を指摘されることがあった。
確かに最近,自分で書いていても昔と違うような気がしていた。
環境の変化や,少しばかり経験も増えた。単純に年を食ったというのもあるのだろう。
思い当たることは多くあったし,もう昔の自分には戻ることが出来ないのだと,半分諦めていた。
ところが,今日たまたま時間があって,今までのブログを読み返してみると,たいしてかわっていないことに気がついた。
読んでいる人の感じ方は,変わったかもしれないけれど,僕自身が読む限りでは何も変わっていないということを確信した。
雲の切れ間を縫って僕は空を飛ぶのであります。
2010/10/16
2010/10/11
さくら
もうそろそろ桜の葉が落ちる。
そして来年の春になって,花が咲く。
花が散って,葉桜になって。
そして,なんの気なしに桜並木の下を通って,セミの抜け殻を探す。
毎年毎年。
いつもどおり葉桜になった桜の木の下で。
だけれども,葉の付き方はいつも違う。色も,何もかも。日によっても違う。
それなのに,いつもどおりだと思っている。
毎日通っている道だけれども,それはその日通った道ではなくて,ずっとずっと前に通った道だ。
いや,もっとひどい。
僕は今年,その桜並木を通っていない。
なんてことだ。
世界ってこういうことだったのか。
僕が今の現実を生きているなんて大間違いだ。
大部分が過去だ。
僕が未来だと思っているのは,過去に僕が思い描いた未来だ。
と,僕がずっと住んでいた部屋で,過去の僕が語りかけている。
そして来年の春になって,花が咲く。
花が散って,葉桜になって。
そして,なんの気なしに桜並木の下を通って,セミの抜け殻を探す。
毎年毎年。
いつもどおり葉桜になった桜の木の下で。
だけれども,葉の付き方はいつも違う。色も,何もかも。日によっても違う。
それなのに,いつもどおりだと思っている。
毎日通っている道だけれども,それはその日通った道ではなくて,ずっとずっと前に通った道だ。
いや,もっとひどい。
僕は今年,その桜並木を通っていない。
なんてことだ。
世界ってこういうことだったのか。
僕が今の現実を生きているなんて大間違いだ。
大部分が過去だ。
僕が未来だと思っているのは,過去に僕が思い描いた未来だ。
と,僕がずっと住んでいた部屋で,過去の僕が語りかけている。
2010/10/10
街の成長
僕が子供の頃は,中目黒なんて小汚い街だった。それが今じゃ高級住宅街らしいじゃないか。未だに街並みは汚いと思うけれど。
代官山だって,ついこの間まで,おしゃれな街なんて言われながら駅前の通り一本にババ臭いブティックしかなかったのに。
東京じゃないけれど,僕の住んでいた街も,子供の頃は田んぼばっかだった。今じゃ高級住宅街らしい。成金じみた一軒家が次々建って虫酸が走る。
僕は東京界隈に20年近く住んでいた。過去に見た街の姿が邪魔をして,今の街を正しく理解することができない。
どうしてだろう。過去の思い出が邪魔して,今を正しく見ることができない。
過去はもう,別の世界なんだと,最近気付き始めた。
だがその世界を一緒に過ごした人とは,今でも一緒にその世界に戻ることができる。
だから共に過ごす時間は大切だ。
僕が見た街が何時までも残っているわけではないし,別に僕のものでも何でもないのだ。あの時見えなかったことだって沢山ある。
毎日,まったく新しい世界に,僕は生まれているのだ。
ずっと居た街が新天地なんて素晴らしい。
代官山だって,ついこの間まで,おしゃれな街なんて言われながら駅前の通り一本にババ臭いブティックしかなかったのに。
東京じゃないけれど,僕の住んでいた街も,子供の頃は田んぼばっかだった。今じゃ高級住宅街らしい。成金じみた一軒家が次々建って虫酸が走る。
僕は東京界隈に20年近く住んでいた。過去に見た街の姿が邪魔をして,今の街を正しく理解することができない。
どうしてだろう。過去の思い出が邪魔して,今を正しく見ることができない。
過去はもう,別の世界なんだと,最近気付き始めた。
だがその世界を一緒に過ごした人とは,今でも一緒にその世界に戻ることができる。
だから共に過ごす時間は大切だ。
僕が見た街が何時までも残っているわけではないし,別に僕のものでも何でもないのだ。あの時見えなかったことだって沢山ある。
毎日,まったく新しい世界に,僕は生まれているのだ。
ずっと居た街が新天地なんて素晴らしい。
2010/10/09
2010/10/03
モレスキン+スヌーピー
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