2011/08/28

赤城大沼・白樺マラソン

今日は,赤城大沼白樺マラソンに出てきました。
赤城山の山頂にある,大沼という湖をグルグル走るマラソン大会です。
大沼の一周は5キロメートル。赤城山は1000メートル以上あって涼しいし,大沼は景色も綺麗,そして,したから眺めると,山頂は雲に包まれているので,雲の中を走る感じなので,自然を感じながら走れる,そんなイベントです。ただし,体力があれば。
僕は,調子にのって,20キロコースに申し込んだので,4周でした。
そして,制限時間がかなり厳しく,5キロ,10キロ,15キロ,18キロに関門があり,20キロで,2時間10分以内に走らなければなりません。
アップダウンがかなりあり,とてもつらいマラソンになりました。
4周目はだいぶ歩いてしまいました。正直言って,「ガンバレ」という応援にたいして,がんばろうという気持ちよりも,「頑張ったって走れないんだよ・・・」と怒りすら覚えるくらいきつかったです。両足の太ももがぴくぴくツる寸前だったり,意識朦朧だったりでした。
記録は,2時間7分。ちょっとせこいです。オーバーだけはしたくなくて,最後は意地で走りました。
去年の春頃に走った,前橋シティマラソンは1時間50分だったので,だいぶ遅いけれど,あのアップダウンで,制限時間内に完走できただけで,僕は満足です。
ちなみに,順位は390位でした。ラッキー賞なるものをもらい,帽子があたりました。ラッキー。完走してよかった。

その後,渋川スカイメルテという温泉に入り,自宅に帰りました。

そして,今日は,高崎の花火大会。
土手で,打ち上げ場所の至近距離から,臨場感溢れる花火を堪能しました。高崎の花火大会は,1時間で,一気に花火を打ち上げまくるという,短期集中決戦型。これが,なかなかいい。結構人が出ていましたが,交通整理もされていたし,屋台は,打ち上げ場所である烏川(利根川の支流)にはなく,歩いて15分ほどの市役所前の公園にしか出さないという,棲み分けをしたやり方,などなど,なかなかいい感じで大満足でした。

2011/08/22

赤城山

昨日,赤城山に行ってきました。
夕方,ちょっと時間があったので,来週のマラソンの下見を兼ねて,車で行ってきました。

霧で真っ白でした。
鹿が飛び出してきて,車の前を走っていました。
ホルスタインがいました。
頂上の大沼は霧で何も見えませんでした。
人は誰もいませんでした。

帰り道は,真っ暗でした。
行きと違う道で帰ったら,細い細い道でした。
霧で何も見えませんでした。
あまりにカーブが多すぎて,カーナビが迷っていました。
薄ぼんやり明るい所があったと思ったら,温泉でした。
むしろ怖かったです。

一人で車で行くには,ちょっと怖かったです。

2011/08/15

やめないよ-三浦知良



ティファニーで朝食をで調子をよくして,もう一冊本を読むことにした。
日経新聞で週1回載っていたカズのコラムを本にしたもの。

日経でカズなんて,と思っていたのだが,新聞を読んでいるうちに,コラムを楽しみにするようになっていた。そこで,一冊の本にまとまったので買って読むことにした。

ちょうど5年分。まさにロースクールにいた時期のコラム。色々勇気をもらっていたなあと思いだした。

そして,忘れていたものを思い出した。

ティファニーで朝食を-カポーティ



オードリー・ヘプバーンの映画で有名なタイトル,そして,カポーティ,村上春樹,と,手を出してみてもいいんじゃないかと思って読むことにした。

ちなみに,映画は見たことがない。ジャケットしか見たことがない。

読んでみて,まったく想像と違ってびっくりした。ホリーの奔放な性格は,ヘプバーンからは想像ができない。そして,話のやり取り,表現,全く想像と違って,若くて,テンポが良くて,それでいて意味不明で,なかなかいいじゃないかと思った。
同じ本に入っていた短編の,花盛りの家,ダイヤのギター,クリスマスの思い出もなかなかいい。テンポが良く,ついつい読んでしまった。

読みきった時の清涼感,久しぶりに読書したことを思い出させられた。

2011/08/14

おぼん・うらぼん

お盆だというので,実家に帰った。
湘南新宿ラインでのんびりと。

ロースクール時代の友人とジムにクライミングに行き,いつもと同じように飲んだ。体重も変わらない。体力は少し落ちた。気力が足りない。まだ動けるのにセーブしている。なんて思っていたら,翌日,結構筋肉痛。大人なフリをしていると思っているのは自分だけ。

そんな筋肉痛を喜びながら,今日は,海外に転勤になる友人に会った。行く前に会わずにはいられないと思って。会っておいてよかった。
そしてふと思い立ち,友人のやっている店まで歩いてみた。事前に連絡もせず,いったこともない場所だが,ネットで調べればわかるんじゃないかと思って,ぷらぷらあるいて行ったら,あった。そして,会えた!フェイスブックなどで近況は知っていたが,実際に会うのは5年ぶりだろうか。不思議なものだ。

いろんな人生だ。

10年前,アメリカの高層ビルに飛行機が突っ込んだとき,僕は,代ゼミで浪人していた。大学なんて受からないんじゃないかと,不安ばかりだった。
5年前,僕はロースクールに入った。就職もいいなと思いながら,当時は難関だったロースクール入試に運よく受かって,ついつい司法試験を受けることにした。7割受かるといわれていたから。
3年前,7割受かるなんて大嘘で,2割しか受からない試験だとわかって,しかもロースクールの成績が悪くて,絶望していた。
2年前,運よく司法試験に受かったけれど,今度は就職難だと聞いて,不安だらけだった。東京の大手事務所で国際弁護士になるなんて夢を持っていたけど,そんなの夢のまた夢。
そして去年,今度は最後の卒業試験,2回試験に受からないんじゃないかと,どきどきしていた。

そして今,やっぱり不安だらけだ。
最初のうちは,「やばいやばい」なんて,笑顔で言って,そのうち真顔になって,焦って不安で,それでも,友人に会うときは,笑顔で「いやーどうしよう」なんて感じで。

誰だって不安を抱えながら,前に進んでいるのだろう。
思ってもみない形で,いろんな方向に進んでいるのだろう。
それだけど,まあ,いろんな出会いがあって,いろいろ経験して,気付いたら,目標に結構近いところにいたりして,もちろん,なんかちょっと違うんだけどな,と思いつつ,ま,いっか,みたいな気分で,また一歩あさっての方向に進んでみる。

人生ってそんなものなのだろう。


2011/08/03