2012/01/29

蘇我で受けた刺激

昨日は,生まれて初めて千葉の蘇我に行きました。高校の友人宅で,何人かで飲みました。
蘇我というと,蘇我入鹿・大化の改新ということしか思い浮かばず,どうして「いるか」なんだろうとか,中臣鎌足を「なかとみのかたまり」などと読んで笑っていた子供の頃を思い出すわけです。だから,京葉線のサインボードに「蘇我」と書いてあると,タイムトレインに乗ってどこか異次元に行ってしまうのではないかという一抹の不安がよぎりました。ついてみれば,何のことはないただの街,いや,やはりどこに行っても街というのは何か違う。ようやくそんなことに気づき始めて,見知らぬ土地に行くこと自体,一つの楽しみになっています。

友人たちは,だいたいは業界が違うし,みんな高校の時のままの地頭の良さで,それぞれの世界でがんばっていていい刺激を受けました。安住していてはこいつらにおいて行かれる,というよりも,そもそも高校の時からいつまでも追い抜けないこいつらの背中を見てきたんだということを思い出しました。

今日は,懲りもせず再びTOEICを受けてきました。前回久しぶりに受けたら,あまりに成績が悪かったので,勢い余って申し込んでしまったのでした。前回は勉強をしなかったから仕方がない,今度こそしっかり勉強していい成績を取ってやろうと,申し込んだときは思っていました。しかし,前回と同じように,前日夜になって慌てて参考書を引っ張り出し泣きそうになりながらざっと目を通し,当日受験会場で「ああ,勉強しておけばよかった」という後悔の念に苛まれながら,単語帳をぺらぺらめくって最後の悪あがきをするのでした。

思い出してみると,学生時代に受けたTOEICは,就職活動やらロースクールの志望動機書にTOEICの点数を書く欄があって,しかも~点以上が必須等とされていて必要に駆られて受けたものでした。そのときも,やっぱりそんなことに気づいたのは直前で,締切直前に申し込んで「ああ,勉強しておけばよかった」と思いながら試験を受けていました。今も昔も変わらりません。

ところで,今日のTOEICの試験会場は,高崎健康福祉大学という大学でした。なんとなく大学が浮き足立っていたのですが,それは大学の附属高校「健康福祉大高崎」が春の選抜高校野球に初出場が決まったからだと思います。高校野球には,ほとんど興味がありませんでしたが,今度の高校野球は群馬から「高崎高校(通称タカタカ)」と「健大高崎(通称)」が出るとあって,少し興味がわいてきました。
タカタカは群馬随一の進学校(群馬出身ではないので知ったかぶりではありますが,タカタカ出身の弁護士は群馬に多数いるのでそうなんだと思います)なので,31年ぶりに出場と聞くと,なんとなく自分の母校を重ね合わせてしまい,それは盛り上がるだろうなあと思ってしまうわけです。
昨年は,野球もかじったわけだし,高校野球でも見て勉強しようかな。

いや,まずは本業をがんばらないと,徒然草に出てきた坊さんのようになってしまう。

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