2012/01/07

年頭所感

新年が明けて一週間。体重計に乗ったところ,年末年始で5キロ増。幸せな年末年始を過ごしてしまいました。
昨日,12月頭に受けた健康診断の結果がきました。コレステロール値が少し高くてB評価。心電図では,「異常なし(洞性不整脈)」とでました。気になる書き方。調べたところ,心臓の鼓動のリズムが気まぐれということのようです。くすぐったかったしなあ。総合評価は軽度異常と診断されました。
今年は更なる健康体を目指します。

「いっけい」と呼んでくれる友人と飲み会をするとほっとする。群馬では「こじま」で呼ぶ人が多い。群馬に行くまで苗字で呼ばれたことなんてほとんどなく,友人達は僕の苗字なんて忘れてしまっていたくらいだから,ようやく慣れてきたにしても,自分でも違和感がある。首脳会談では,下の名前で呼ばないと上手くいかない,なんていう逸話がある。ロン・ヤスなんていうのは典型である。確かに,と思った。

ところで,群馬に「帰り」,東京にも「帰る」,という言葉を使っていることに気がついた。どちらも「帰る」先になるというのは,嬉しいことだ。

年頭所感というと,古今東西の情勢を引き合いに出しながら,熱く本年の誓いを立てるのが例であり,そしてそれが連鎖して,次々と皆ががんばろうという気持ちになるものだが,一週間経ってしまうと,少し冷めてくる。つまり,歳をとるというのはこれだ。冷めやすくなるということなのだ,と気がついて,小躍りしたい気分になってきたのである。

そこで,感動は,冷めないうちに,どこかに伝播すべし。
というわけで,この年末年始に唯一読みきれた本。
男の作法
池波正太郎


いつか死ぬかもしれないという気持ちを常にもって毎日を生きていれば,それだけでだいぶ違うだろうというようなことが書いてあり,確かにそうかもしれないと思った,だから,年明け早々,死を意識することにした。まるで一休のようだ。

そして,本に書いてあったのだか,読んでいて思いついたのだか忘れたが,「あいつ見てると俺ももうちょっと頑張ってみようって気になるな」,と思われる程度の日々をすごせるようにはしたいものだ。

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