2010/07/16

のんびりと物事を考える時間

よくわからないが,多少疲れが溜まっていて,他にやることがあるけれどやる気が起きなくて,だけれでも,すぐ寝てしまうわけではなくて,ただただ時間だけが過ぎていくようなときに,流れていく景色を見ながら,ぼうっとしていると,色々なことが頭をめぐって,どこまでも打ち沈んでいくかと思うと,ふわっと急に浮かび上がってどこまでもどこまでも高く登り,空の色を真ん中からオレンジ色に染め上げたかと思えば,地平線の際はもう真っ暗闇の一歩手前で紫色のカーテンがかかっている,もうそれは自分の上だけが火に照らされているかのような気分になり,光あれなんて叫んでみても,しばらくたつと灼熱地獄で闇の中に逃げ込みたくなる,そんな事ばかり考えているうちに,地平線の際にあったはずの闇のカーテンがものすごい勢いで取り囲んできて,逃げ道がなくなって僕はそれに逃げようと,一生懸命ジャンプしてジャンプして助走をつけてジャンプして,汗だくになってジャンプした瞬間に闇に包まれ,闇のなかで光を発する自分を見つけてほっとするのだけれど,自分の光では一歩先しか見えないことにむしろ闇と一体化するよりも恐ろしい恐怖を覚えて,だから他に輝く光を求めて闇の中をさまよい続けるのだけれど,それは本当は違うのであって,ただ部屋に閉じ込められただけなのだから,出口の扉を開けさえすれば,また光の世界に戻れるのだ。

などというような意味不明なことをのんびり考える時間が必要だ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まるで小説のようだ!

ikkei.kojima@gmail.com さんのコメント...

ありがとう!!