2010/07/28
愛するということーエーリッヒ・フロム
エーリッヒ・フロムといえば,自由からの逃走を書いたことで有名だ。買ったものの読んでないけれど。じつは古本で買ったら埃っぽくてページを開くたびにくしゃみが出るから読めなかったのだ。
という訳で,彼の著作を読むのはこれが初めて。
それにしたって,結構いいことが書いてあると思う。
愛するということは,行為であって,愛されるのと愛することを混同してはならないし,大切な一人を愛することは,その背後にいる「人一般」を愛するということなのだ,とか,性的欲求は合一性を求めるものだけれどもそれは愛と重なり合う部分があるけれど同一ではないだとか,自己愛を否定するのは人間愛を否定するのと同じだとか,ふむふむなるほど,と思ってしまうのである。
人を愛するのは難しいね。
自分を含めて,人間というのは,複雑すぎるからね。
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