君が嫌いなわけではないんだ。だけれども,君を生かしておくわけにはいかないんだ。
暑い暑い毎日,夜窓を開けても,なかなか外の涼しい空気が入ってこない。網戸まで開けると心なしか涼しい風が入ってくる。そんなわけで網戸を開けた瞬間,君は入ってきたね。
君に悪意がないことは分かっているし,好き好んでこっちに来たわけでないのも知っている。
だけれども,君が部屋に入ってくることは,許されないんだ。
どうにかして君を捕まえて殺してしまわなければ,私の生活は,大変なことになってしまう。
だから,必死になって,君をたたき潰したのです。
地球上の生物の先輩として,君を尊敬しなければいけないのは分かっている。
だけれども,人と虫は,一緒に生きていくのがとても難しい関係なんだ。
ごめんなさい。
ごきちゃん。
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