2009/08/27

新しい本の時代

近々出版業界が大きく変わるだろう。新しい本の時代が来る。いや,来なければならないのだと思う。電子データで本を読む時代だ。例えば,アメリカのKindleのような,iphoneや携帯でも読める本が主流になっていくだろう。こういった本はもうすでに増えてきているようだ。
国立国会図書館がデータを売るようにするそうだ。それが始まれば,ちょっと面白いことになりそうだ。

ブログを本にしたブログ本が一時期流行した。今や一ジャンルを築いているのかもしれない。僕は読んだことがないのだが,結局のところ,今まで雑誌に連載したものを本にしていたのが,ブログに連載していたものを本にしているだけなので,大差ないのだと思う。

携帯用ブログから発展したものというのは,新しい表現方法かもしれない。しかし,たった17文字で世界を表そうとする俳句を知っている我々からすれば,携帯の画面に表示される文字数はもっと多い。

今まであったものを全て取り込める変化,そういったものが起こるのだったら,それは非常に魅力的に見える。まあ,ありえないのだろうけれど。CDが出来ても完全にはレコードに取って代われなかったように。

でも何冊でも好きな本を持ち歩けて,読めるというのならそれは素晴らしい話だと思う。早くそういう時代来ないかな。

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