大学の時の思い出だ。
本庄早稲田から高田馬場の早稲田まで歩くという企画。知らないというのはすごいもので,膝がむちゃくちゃ痛くはなったものの,歩いてしまった。
先日電車で本庄を通った。
おいおい,こんな距離歩くって頭おかしいんじゃないだろうか,と思ってしまった。
いつのまにか堕落しているわけである。
歩くという移動手段は,案外すごいのだ。伊能忠敬なんて歩きで日本地図を描けてしまったわけだし。
広い道とか,車の多い道とか,歩く人が想定されていない道を歩くと,途方もなく遅くて全然進まないように思えるけれど,実は進んでいる。でもやはり居心地が悪い。
人一人しか通れないような細い道を歩いているほうが,楽しく歩ける。
百キロハイクで思い出すのは,夜中に道端のお墓に一人で腰かけて休んでいた人。どれだけ疲れていようとも,僕には怖くてできないなあと思ったのをよく覚えている。
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