2009/11/24

ホームレスと間違われる

荷物を大量に運ばなければならない事情があったため、段ボールをどこかでもらおうと思った。
友人に聞くと近くの薬局でもらえるという話だったので早速薬局にいって、段ボールくださいと言った。
すると、「いやーうちは段ボールほとんど出ないんだよね。8時過ぎに来てくれる?お店閉めたら店の外に置いてあるかもしれないから」と言われたのである。
ただで物をもらおうとすると冷たく扱われるものなのだなあと思って帰り道、自分の姿に気づいた。
伸びかけの坊主、顔全面のひげ面、そして、寒空の下よれよれのTシャツ一枚。

家の材料を探しているのと間違われたに違いない。

ホームレスの苦労が少しわかった気がする。そして、人は外見で判断するものなのだ。僕は今ホームレスではないから笑って済ませらるが、本当にホームレスだったら怒っただろう。ただで段ボールをもらおうとしているのに怒るのはおかしいようだが、やはり蔑まれることへの嫌悪はそういったこととはまったく別に生じる問題だ。

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