蔵独活コンピューティングというのがこれからの流行だ。
なぜ,クラウドが「蔵独活」と変換されたのだろう。
ZumoDriveというのは,そのサービスのひとつ。
保存先が手持ちのコンピュータだけでなく,どこか外のサーバーのようなところに保存して,例えば手持ちのパソコンがいくつかあった場合,そのどのパソコンもサーバーを基点に同じデータを使えるようにするというシステム。これが徐々に広まっている。
パソコンが突如壊れたりした場合,こういった機能があると助かるわけである。
他方で,他人にデータを預けるということになるので,その不安は覚悟しなければならない。
パソコンそのものの性能が低くても天がしっかりしていれば大丈夫。そういった意味では最近のネットブックブームに即しているし,多数の者によるデータの同時共有という,徐々にネットが広げ始めた新しいコミュニケーション方法にも適合している。
ただ,クラウドは分散しているようで集中している。天に全てを吸い取られている。そう考えたほうがいいかもしれないとも思う。
非常に不思議だ。グーグルの図書館プロジェクトにしてもそうだが,共有をするために一度一箇所にまとめる,そこに独占が発生する。アイデアはいいのに,我々人類の歴史感覚が拒否しようとする。富裕層の富を市民全員の共有物にしようと国家独占にした手法に似ているからかもしれない。
アイデアはいいが,方法が間違っているのか。それとも,不可能なのか。
どれだけいいものであっても悪用するものが出てくる。それをいかに抑えるかが重要なのだろう。よくある話ではあるが。レモン市場にしてはならない。
ちなみに,ZumoDriveはまだ使っていません。使い方がいまいちわからないのと,失敗したときに全てが死ぬというのが怖いから。
ターミネーター見すぎたからかもしれないけれど,スカイネットに繋がっていない領域を確保しておかなければ,世界戦争で負けてしまう。
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