2009/11/18

マイクロファイナンス



結局僕は何も進んでいないのだということを再確認しているのである。
大学1年の時に読んだアマティアル・センの本から、貧困撲滅のために何をしたらよいのかということを考え、結局多くの善良な市民が持つ小さな善意をなんとかかき集めればできるんじゃないかと思い、金融というのがその役割を果たしている、というところまでいきついた。

いろいろ考えながらようやくたどり着いたこのアイデア、もう既にほかの人が語っており、多少の形は違うけれど誰かがやり始めている。

どこかでやっていやしないかと少し探してはいるものの、なかなか見つからない。この本の最後にあったのは、ないのなら自分でやれ、というメッセージ。

どこかに属しようという最近の日本の若者特有の考えに、気づかぬうちに染まっているのである。
それが、こわい。

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