2010/02/02

日記

果たしてこのブログは日記なのだろうか。毎日更新してはいる。けれど,日記というと,日々起きた事柄を記しているイメージがある。日々起きたことを書いていると言っていいのだろうか。むしろ日々起きたことから思ったことを記しているに過ぎない。

毎日書いていると,徐々に毎日書くことが目的となっていって,本来の目的を忘れてしまう。では本来の目的とはなんだったのだろうか。

わかり易い言葉で,自分の感じたことを,伝えられるようにする。

たったこれだけ。

少し前,ブログの目的は,読みに来てくれる友人に近況報告をするということだった。しかし近況報告というのはなんなのだ。「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな。」みたいなものなのだ。

例えば,星が少なくなったのは,空が汚いからではなくて我々の目が悪くなったからなのだとか,寒いですねというときは,寒いかどうかが問題なのではなく,気持ちを共有するという儀式が問題なのでたとえ寒くなかったとしても寒いですねと答えなければならないのだとか,どうも氷がはるほど寒らしいのだが気づかずにコートを着ていなかったが,それは女子高生がコートを着ていなかったのを見て大丈夫だと思ったからだとかいうとお前は大人だろと言い返されそうだが,ミニスカートにセーターに制服という姿の女子高生がチャリで爆走していても大丈夫なんだから,いいのだ,とか,でもマフラーはあった方がいいのかな,とか,いつもどおりの僕を伝えるには,今日あったことをつらつら書くよりも,思ったことをつらつら書くのが一番なのではないかな,とか思ったりして,いつ見に来ても相変わらずな僕を見つけてもらえればそれが一番嬉しいのである。

もう変わらないのかもね。

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