2010/02/28

Invictus

映画館が近くにあって,しかもメンズデーなんてものがあるから観に行った。

初のクリント・イーストウッド作品。

マンデラとスポーツの凄さを感じた。



オリンピック。長野五輪の時の盛り上がりはやっぱりすごかったし,日韓ワールドカップの時も盛り上がった。スポーツで盛り上がってた時のことを思い出したりした。大衆のエネルギーはすごいのだ。観戦が終わってみんなが仲良くなってしまう瞬間。早稲田の時の野球やラグビーを思い出してしまう。全然知らない人たちと肩組んで歌うたって,腕振って校歌歌っているのだ。
なんとなく高揚する,でもちょっぴり恐怖感もある。この際どいところが好き。

それと,一人の人間というのは,多くのことを抱えていて,その一つ一つは関連しているのだけれどやはり別の話で,特に,他人にはそのひとつひとつの側面しか見ることができないのだ。自分自身でさえそうなのだろう,などとあまりに漠然過ぎて何をいっているのか分からないようなことを感じ取った。
よく総合評価というけれど,そういうものなのだ。

あとあと,限界を超えるという瞬間,確かにある。これ,忘れてた。

感じ取ったものが,ボロボロと思い出せなくなっていく。どこかに書き留めておかなければ。

久しぶりに一人で映画を見ていて,映画をスクリーンの外でみている瞬間と,スクリーンの中でみている瞬間があることに気づいた。スクリーンの枠が見えている時と,見えていないとき。
スクリーンの中にいるとき,僕はそのストーリーの何処かに参加していて,何かを共有している。共有というのは,共に有ると自分自身が思うことにあるのだと思う。

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