2010/03/01

カッコいい爺さんたち

最近電車に乗っても,席を譲れない。
ひとえに親切心がなくなってきたといわれてしまえばそれまでなのだが,他にも原因が有るのではないかといいたい。
元気な年寄りが多いということだ。
背筋をぴっと伸ばしてちょい悪な服を来た白髪の爺さんが乗ってくる。
さて,その爺さんに席を譲るとなると,,お前はいくらカッコつけても,爺さんなんだよ。だから俺が席を譲ってやるんだ。爺さんは静かに席に座ってな,と言わんばかりになってしまうのではないかという気がしてならない。

なんとなく,相手のメンツを気にして席を譲れない。

ちょい悪爺さんはこんなタイプが多いのだろうか。
無理してかっこつけてたから,席を譲ってくれてありがとうな人。本当の老紳士で,譲られた席に座るにもかっこいい人。頑張ってカッコつけてるんだから台無するようなことをして欲しくない人,まだまだ自分は若いのだから席を譲られるなんてけしからんと思っている人。

メンツを潰す優しさは優しさではないのではないかと思う。
少し前になってしまうが,高橋が銅メダルをとって,良かったねというのは,優しさとはいい切れないと思ってしまった。やっぱり,惜しかったねといってやりたい。彼に対して,頑張って銅の力しかないなんていいたくない。


だからみなさん,ぼくが,どこかで妥協しそうになってたら,こういってくださいな。
お前そんなのでいいの?って

認めてくれている人ほど認めてくれない。
僕はちょっと古い頭なのでまだまだそんなことを考えてしまう。

1 件のコメント:

ciclista in giappone さんのコメント...

わかる、わかる!
僕も席の譲り方に戸惑います(よく譲りますけどw)
まずは見た目が外人っぽいですので、目立ち過ぎてみんなびっくりします。
でもやはり一番神経を使うのが相手が老人扱いされることで嫌がる事もありますよね。
礼儀作法は難しい!!!