2010/05/06

ティム・バートン

テレビ見てたらティム・バートンが出ていた。
猿の惑星を作り直したとき,remakeではなくてrecreateなんだと言い切ったのに,公開されたら前の猿の惑星の良さがなくなったと酷評されていた時のことを思い出す。
だから,recreateだと彼は言っていたのに。とはいえ,前作に彼の良さが潰されてしまったのは間違いなかっただろう。

何となく彼の作品は,万人受けしそうにない雰囲気を持っている。

だが不思議なことに,町田康とか,村上春樹だとか,万人受けしそうにない作品ほどヒット作になったり万人受けしたりする。町田康が万人受けしてるわけではないといわれたら,まあそうでしょうとしかいいようがないのだけれど。

ティム・バートンは,迷ってはダメだと言っていた。僕はラッキーなだけだった。だけれども,アドバイスできるとすれば,あまり周りの意見を気にして迷ってしまっては駄目だ。


でもきっと彼だって迷ったはずだ。
迷って迷ってずっと夢だと思って進んできた道を諦めて,そして新しい道を見つけたに違いない。

彼の作品は,殆ど観ていないのだけれど,予告編だけでもその変化が見て取れる。
ただ,変化はあるのに,彼らしさは失われていない。

らしさを失うことなく,変化を続ける。
難しいね。

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