2009/09/30

禿げたカラス

朝,道を歩いていたら禿げたカラスがゴミ袋をつついていた。
禿げているほうが野性味があってかっこいい。サバンナのハゲタカみたいで。


ストレスなのかな。それともいいものを食べ過ぎているのだろうか。

2009/09/29

G-shockの進化



29/09/2009
Originally uploaded by taro.waseda



机を片付けていたら,G-shockの様子がおかしいのである。右下の辺りがなんか違う,そう思って手に取ったら,やつは脱皮したのである。

一皮剥けやがった。

おぬしやるな。

2009/09/28

1,2,いっぱい

ものを数えるというのは案外面倒なもので,とりあえず「いっぱい」とか,「だいたい」とかそういった適当な感じに済ませようとする。そうすると,なんとなく幅があるような気がして,余裕があるような気がしてくる。
少し前に流行った言葉を例に出せば,「あらフォー」だろう。

まあしかしそういうのはまやかし。
何たら君も,だれだれちゃんも,みーんなゲーム持ってるんだよ。
というのと同じだ。

よくみてみると,簡単に数えられる程度の数なのだ。

といいつつ,いっぱい,だいたい,あっち,こっち,というのが大好きのいい加減な自分がここにいます。

ええ。こういうときかっこつけて,大局観を常にもって行動しますといいます。

2009/09/27

夫婦別姓

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090927-OYT1T00001.htm
夜9時,電車の中で,前の人が読んでいる読売新聞を見て,目を疑った。
「夫婦別姓導入へ」
キヨスクに走って買ってしまった。読売新聞なんて買ったことないのに。しかも夜9時に。
政権交代のすごさを実感。

法律が恐ろしい勢いで変わってゆく。何が起きようとしているのか,いまだにわからない。

いつだってそうだろうけど,今主流のことはもう主流じゃなくなるんだ。

2009/09/26

トレイン



まあ,ふっと歌が心を打つ瞬間ってあるよね。

2009/09/25

慣れ

ごりらに白いのがいたのだそうだ。アルビノなのだろう。
うさぎにも白いのがいるが,それはアルビノとは言われない。
かんたんに言えば,見慣れたものかどうかで反応が変わるのだろう。
くろい白鳥,すなわちブラックスワンという本の書評が載っていた。現代は稀な事象に振回される時代らしい。
しろいか黒いかなんて,驚くほどのことでもないはずだ。
まるくないスイカだって,普通にある世の中なのだから。
しかし,稀な事象が世の中を変えるのは事実。その本の著者は,積極的に黒い白鳥を見るべきだという。
ただ,いつの時代も黒い白鳥が生き残るのは大変だし,生まれるまでも多数の失敗がある。

まあ,予想外のことがたくさんあっても,それを大歓迎しなきゃねってことだろう。いいこともいっぱいあるはずだから。悪いこともあるだろうけど,それは何とかしなきゃいけないね。でも,そのためにいい事をつぶさないようにしよう。世界の皆さん。

2009/09/24

新宿の母-ジェイソンムラズ

Curbside Prophet



私は新宿の母と呼ばれております
ポケットに手を突っ込んで
お迎えのUFOが来るのを待っているわけです
私は新宿の母と呼ばれております
ポケットに片手を突っ込んで
お迎えのUFOと交信しているのであります

I’m just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and I’m waiting for my rocket to come
I’m just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and I’m waiting for my rocket y'all

始まりはニューヨークシティだったよね
韻を踏むってーのはエムアイシーって単語からだったね
国道256号線の西の果てだった
僕が中学に入ったときだね
ギターだよギター,人生を変えたのは
あの手品師の持ってるジュラルミンケースみたいなもんさ手放せなくなってね
ほらみてよ
ほら,ね,見てこれが今の僕,あのまんま

You see it started way back in NYC
When I stole my first rhyme from the M-I-C
At a west end avenue at 63
It's the beginning of a leap year February ‘96
win a guitar picked it up in the mix
I committed to the licks a like a nickel bag of tricks
Well Look at me now
Look at me now
Look at me now, now, now, now

ほんと,夜になると新宿で手相占いやってるようなものだよ
片手をポケットに突っ込んで
UFOが迎えに来るのを待ってるのさ
私は新宿の母です
片手をポケットに入れて
UFOと交信してるわけです

I’m just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and I’m waiting for my rocket to come
I’m just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and I’m waiting for my rocket y'all

まあ,想像も出来なかったでしょう
あんなんでしたしね,ほんとに
能天気に自分を信じてたしね
だってどこまでも荒野が続くって感じだったからね
いやあ君は言ってくれたよ,まだ引き返せる,戻ってこいって
すぐラジオつけちゃって聞こえないふりしてたけどね
実はネルソン提督みたいになろうってちょっと思っててさ
路上でやってるジプシーのバンドみたいもいいと思ってね
1人でやってみてしまった,丸の内の真ん中で
鶴見川の川原でこれ見よがしにラッパの練習しちゃったりもして
だってさあ,マイペースにいきたいじゃん
ま,鉄道警察に目をつけられて食パン食べる振りする羽目になったりしたけど
でも川原でかっこよくクルージング気分だったね
ちょっと長めの夏休みで遊んだようなものだよ
まあそれもこれも,僕の限界を取っ払ってくれたエリサのおかげなんだけど
君のぶっ飛んでるところが大好きだって
君もぶっ飛びたいならトラックで皆連れてってあげるよ

Well then you’re never gonna guess
where I been been been
And I have no regrets that I bet my whole checking account
Because it all amounts to nothing up in the end
Well you can only count that “On The Road Again”
Will soon be on my radio dial
And I been paying close attention to the Willie Nelson style
Like a band of gypsies on the highway wild
I’m a one-man mission on the California skyline
Drive up the coast and I brag and I boast
because I’m picking up my pace, I'm makin' time like Space Ghost
Raising a toast to the highway patrol at the most
But my cruise control’s on coast
Cause I’m tourin’ around the nation on extended vacation
See I got Elsa the dog who exceeds my limitations
I say, “I like your style crazy pound pup!
You need a ride? well come on girl hop in the truck"

With the curbside prophet
with my hand in my pocket
and I’m waiting for my rocket to come
I’m just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and I’m waiting for my rocket y'all
i'm just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and i'm waiting for my rocket to come on
i'm just a curbside prophet
with my hand in my pocket
and i'm waiting for my rocket y'all

See I’m a down-home brother red-neck undercover
With my guitar here I’m ready to play
And I’m a sucker for philly got a natural ability
geared to freestyle look at my flexibility
Dangerous on the MIC
My ghetto hat's cocked right
All the ladies say,
“Yo, that kid is CRAZY!”
We got the backstage Betties takin’ more than they can get
They say, “whats up with M-R-A-Z?"

Hey hey hey! Somethin’s different in my world today
Well they changed my traffic signs to a brighter yellow(repeat)

I'm just a Curbside Prophet love, (Repeat 5x)
And I'm waitin'for my rocket I said a waitin' for my rocket to come now *Fading out* curbside..come now brother.....

2009/09/23

コアラのマーチ

どうでもいいのだが,コアラのマーチってすごいネーミングだ。コアラ大行進だもんなあ。

チョコが全部詰まっていないのがけち臭いと思っていたが,ひょっとすると,あの食感のためには仕方ないのかもしれない。

2009/09/22

話せばわかる。問答無用。

1932年5月15日,犬養毅が5・15事件で暗殺されたときに交わされたという会話だ。

話せばわかるということの意味は,二通り考えられる。
ひとつは,話せば言葉足らずで理解できなかった話の内容が理解できるということ。理の問題。
もうひとつは,話せば互いの気持ちがはっきりする。情の問題。

そしてこれに対する答えである問答無用も両方の意味に対して答えている。
改めて話さなくても充分理解できている。
そして,話さなくても自分の気持ちははっきりしている。

情と理の二つは,元を辿ると一つになるのかならないのか。こういった議論は,一元説,二元説という説がでてくる。そして,かならず折衷説というのもでてくる。

一元説,二元説,折衷説。
この説の争いは,どの世界でもあるのではないか。男と女は元を辿ればどちらなのか,というのもそうだろう。

分岐点。多くの人間は,ここにこだわりがあるらしい。

しかしどうなんだろう。
皆で歩いてきた道に分岐点があったかなかったかを振り返っても仕方ない。
そもそも道のない野原には分岐点なんて存在しない。
自分達で道を作っておきながら,後になって分岐点のあるなしで議論するなんてなんとも不思議だ。
この先には道がある。なんていうのは,嘘ばかりで,そんな風に見えているだけ。
野原に道があると信じて,一歩ずつ足を踏み出しているに過ぎないような気がする。
少なくとも到達点がはっきりしている人にとっては。

到達点がはっきりしている人にとっては,現在地,目的地,方角,の三つがわかれば,道なんてわからなくてもたどり着ける。

月に向かって歩くなんてことをしない限り。
ひょっとしたら,どこかに透明な階段が隠れていやしないだろうか。エジプトのピラミッドの先とか。

2009/09/21

ピエドラ川のほとりで私は泣いた



ピエドラ川のほとりで私は泣いた。ピエドラ川にはこんな言い伝えがある。ピエドラ川に落ちたものはみな石になって沈んでゆく。私の涙も石になって沈んでゆくだろう。私の心の中身も全て紙に書き出して,ピエドラ川に捨ててしまおう。全て石になって沈んでゆき,私の心は晴れるだろうから。

なんてことが書いているようで,ちょっと違う。

パウロコエーリョといえば,アルケミストとか,ちょっと希望が持てそうな小説を書くというイメージがある。

が,今回はちょっと違ったような気がする。こちらの感じ方が変わっただけかもしれないけれど。愛というテーマについて,特定の異性を愛する愛というものと,人々を愛する愛の間の葛藤のようなものを,男のほうが持っているのに,主人公の女性のほうは両立を信じてその彼をもてあそびつつ愛しているというとんでもない話なのだ。

というのは言いすぎであって,女性に対するバイアスがやはりかかりすぎている。

こうやって人間は真っ直ぐものが見えなくなってゆくのだ。

二つの愛が両立するということは,仏教の生命を根元でひとつの大きな源流があると考えるのと同じように感じる(といいながら,仏教がこんなことをいっているのか本当は知らない)。ものごとの本質は,根元に大な源流があって,その源流を辿るとさらに大きな川が流れているみたいなことなのだろう。

全てが湧き出す泉みたいなところ。

頭のてっぺんだったら,噴水みたいに見えるのかなあ。

2009/09/20

スジ

右ひざの筋が痛い。右ひざがどうも曲げられない痛みなのである。この痛み,覚えがある。100キロハイキングのラストスパートのときと同じ。

ひざの曲げ伸ばしに苦労すると,世の中の見え方が急に変わってくる。例えば階段。
登り階段は聳え立つ壁のように見える。下り階段は底の見えない崖のようだ。階段を回避するために色々考え,エスカレータやエレベータを探すわけだが,普段あまり使わないためになかなか見つからないし,いまいち不便なところにばかりある。その上,混んでいるのである。足腰を痛めている人が日本にはこんなにも溢れ返っているのかと思うと日本の将来に希望が持てなくなる。

それよりも前に,膝が痛いからといって家を出ない自分に希望が持てなくなる。

2009/09/19

寿司の花束

暗い夜道を歩いていたら,ずいぶん先のほうに,花束が散らかっているのが見えた。なにかしらハプニング的ストーリーが会ったに違いないと思いながら近づいていったら,それは花束ではなかった。

寿司が散乱していたのだった。

いずれにしろ,なにかが起きたようだ。

2009/09/18

赤とんぼ

野坂昭如なんていっても,今の世の中ではあまりインパクトがなくなってしまったかもしれない。

法律の勉強をしていると,わいせつ文書のところで,この人の作品が出てくるから,知っている人がいるかもしれない。

でも彼は,おもちゃのちゃちゃちゃとか,ほたるの墓とか,そんな有名な作品も出している。

僕はずいぶん前だったか,戦争童話集という本がどこかの書評に載っていたのをみて新宿の紀伊国屋で買ったことがあった。書評に載るくらいだからどこかに平積みにされていると思ったのだが,どこかに小さくおいてあった。
結局その本は,風呂に入りながら読むという新しい挑戦の犠牲になった。風呂にいた間は大丈夫だったのだが,風呂上りにタオルに挟んだのをすっかり忘れて洗濯機で洗ってしまったのだ。後にも先にも本を洗濯機で洗ったのはこの一冊だけだと思う。中公文庫のカバーをはずすと,鳥の絵が出てくるのを知ったのもこのとき。濡れてくしゃくしゃに丸まった鳥の絵を見てなんだか悲しい気分だった。

この本はなかなかよかったと思う。まあ,いわゆる反戦ものなのだが,そういうのは抜きにしても面白かった。今でも思い出す話がたくさんある。

その中のひとつが,赤とんぼ。

戦争末期,日本軍は飛行機がもうなくなって,赤とんぼという練習機で特攻に挑んでいたという話。その赤とんぼは,アメリカの戦闘機に比べると蚊のように小さくて,そして遅い。あまりにも小さくて弾が当たらない上に,あまりにも遅くてアメリカの戦闘機はすぐ通り越してしまって弾があたらないくらい。さらに,車輪もしまえない。アメリカ兵が向こうの飛行機からわざわざタイヤが出ていると教えてやったくらい。

弱々しいそんな飛行機が,フラフラと太平洋の向こう側に飛んでいったっていい。
不思議と,太平洋からは朝日が昇るはずなのに,太陽が沈む太平洋に向かって飛んでいく赤とんぼが頭に浮かぶ。



2009/09/17

蚊取り線香

燃え尽きる瞬間の煙はすざまじいのである。
あの瞬間は,涙が出てくるくらい煙い。
でもちょっとすき。

蚊取り線香の香りもそろそろおわり。でも,秋の蚊はしぶといので注意が必要だ。一瞬触れているだけのようで,しっかり刺していく。

2009/09/16

相撲

今場所も始まりました。
朝青龍の体がだんだんぷよってきている気がするけれど,やっぱ短時間の勝負は気合によるところも大きいのでしょう。もう駄目だといわれてからずいぶん経つけれど,やっぱり土俵を沸かせている。花の咲かせ方にも色々あるのだ。

2009/09/15

硝子壜

不思議と心惹かれてしまうのが硝子壜。つい,捨てられずためこんでしまう。なんでなのだろう。
コカコーラの壜はスレンダー。
ビックルの壜はぽっちゃり系。
オロナミンCの首の長さも結構好きだし,
デカビタの安定感もいい。
ラムネの壜も。あのプラスチックがついてるのではなくて,全部硝子でビー玉が取り出せないのがいい。
ウェルキンソンのジンジャエールの壜。あの細さが気になる。
最近はペットボトルに変わってしまったけど,ぽんジュースの壜。
牛乳瓶も懐かしい。

ペットボトルと違ったよさがある。中の水が揺れても動じない安定感なのか。持ったときの重みか。持ったときの温かさか。中が少し屈折してよく見えないからか。なんとなく,別世界にある感じがする。口が細くて指も入らないし。口に入れるまでよくわからないどきどき感。どきどきしてるわけでもないけれど。ちょっとした期待みたいなもの。なんとなくわかっているけど,ちょっとだけ想像と違いそうな。


ぼろぼろな駝鳥-高村光太郎
・・・・・・・・・・・・・・・
何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半(よつぼはん)のぬかるみの中では、
脚が大股(おおまた)過ぎるぢやないか。
頸(くび)があんまり長過ぎるぢやないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢやないか。
腹がへるから堅(かた)パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢやないか。
身も世もない様に燃えてゐるぢやないか。
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢやないか。
あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆(さか)まいてゐるぢやないか。
これはもう駝鳥ぢやないぢやないか。
人間よ、
もう止(よ)せ、こんな事は。
・・・・・・・・・・・・・・・・

ここの瑠璃色の風。不純物の多い硝子についたほのかな空の色と草の色。それが,ダチョウの硝子のような目に映って見える。

古い屋敷の硝子の窓。ほんの少し歪んで雨が降っているように見える。晴れているのに雨のほうで,なぜかひんやりとした空気が流れてくるように感じるときがあって,落ち着く。

電車の窓。実は少し歪んでいる。自分の顔が,ほんの少し歪んでいる。頭がやたら長かったり短かったり,ちょっと顔の位置をずらして遊ぶと面白い。あごが伸びたり,鼻が伸びたり。夜だと,黒いところだけ外とつながって,白いところは外に出られない。

硝子。硝子。

どれも硝子。

2009/09/14

毛虫たち


08/09/2009
Originally uploaded by taro.waseda



衝撃的なまでに毛虫がたくさん歩いていたのである。すっかり葉桜となり,もう紅葉が始まった桜並木の下を。

長い桜並木の下に,たくさんの毛虫が歩いている。半分は踏み潰され,残りの半分が踏まれるために,それでもひょっとしたら踏まれずにすむかもしれないという淡い期待を抱いて歩いている。いつか蝶になれるかもしれないと希望を抱きつつ,蛾になってしまうかもしれない不安を抱きつつ。

どこまでもどこまでもそんな不気味な道が続いていた。

ちょっとした昔話を思い出した。

日露戦争の頃,戦地へ向かう列車の車窓からは,ずっと,戦死した日本兵達の墓が見えていたのだそうだ。名誉の戦死なんていう格好いい言葉を本気にした一部のお偉いさんが,これから戦地に赴く兵士達を勇気付けるように考えたらしい。世の中に本音と建前があるのはいいとして,悪い建前を本気にするのはよろしくない。

毛虫たちの死体の中をかきわけているうちに,なんだか毛虫の墓標の中を進んでいるように思えてきた。

もしこの毛虫たちが毛虫でなかったなら。

しゃがみこんで群れをなす毛虫たちを見て,鳥肌が立った。

ちょっとだけ仏陀な気持ちになった。
生き物全てに付きまとう生と死だけは,現実だ。

虫が嫌いそうなお姉さま方がキャアキャア騒ぎながら通り抜けていった。
「どうして今頃なのかしら」という声が聞こえた。
確かに,どうして今頃なのだろう。いつもは夏の初め,もっと若葉の頃に毛虫が大量発生するはず。気象の影響か,それとも,桜の逆襲か。毛虫の発生にあわせて落葉する。毛虫にとっては辛い話だ。

2009/09/13

ロックンロール

好きなことをやれよベイビー
好きじゃなくなったから投げ出してやったぜロックンロール
そんなの元から好きなことじゃなかったんだよハニー
じゃああのときの情熱はなんだったんだよブッシュ

そんなB型のために,楽天とラベルがB型用プランをご用意。
http://travel.rakuten.co.jp/special/b-type/

2009/09/12

なんでもするよ-ジェイソンムラズ



Bプランで行こうよ,それがきっと一番だ
彼氏探してるのなら,僕1人だよ,それに歌えるよ僕。
誰かに心傾いてるんだっって?落とされる直前だね
それとも対等な関係だって言い張れる?
ねえそろそろ準備して,出掛けて,で,サザエさんみたいになるってどうよ
さすがにサザエさんになってくれって言ってるわけじゃないんだけど,まあそんな感じに楽しい奥さんにね
僕はなんだって言われる前にやってあげるからさ

Go make your next choice be your best choice
And if you're looking for a boy with a voice, well baby I'm single
Are you in the mood for some dude, are you in the mood to be subdued
Or would you rather just mingle?
Let's get set then to go then and let us jet set we'll be like the jetsons
You can be Jane my wife. Should I marry Jane tonight?

I would if I could. I'd do most anything spontaneously.

それともアイスクリームみたいになっちゃう?
君が望むならミスターアンドミセススミスみたいな感じでもいいよ
でもそれはちょっと不吉だね
でももう僕には「もし」も「それとも」もないよ
ねえ,ちょっと混んできたと思わない,僕んちで休んでいかない?
歩いて5分,いやもっと近いんじゃないかなたぶん。

Or we can keep chilling like ice cream filling
We can cool in the gang if you'd rather hang
Ain't no thing. I can be lugubrious with you.
I got no ifs ands ors no wits or whats about it
But this place is getting crowded and my house is two blocks away
Or maybe closer

ねえ,チャンスくれるなら何でもしてあげるよ
君は座ってるだけでもいいんだよ

もしいろいろやってみたかったら,もうそれは僕とぴったりだね
どんどんやっちゃおうよ,自分を縛る必要なんてないさ


I would if I could. I'd do most anything spontaneously.
You know I would, if I could. I'll do anything spontaneously.

If you could be nimble, you'd have it simple just like me.
So go on and try it, do not deny yourself your freedom.

さあボードに乗って,僕とデートだ
見たことのない早業だよ,誰もやってくれたことないはず
ほらほら早くしないといっちゃうよ
時間切れになる前にはやくおいでよ
さあ風を切って最高のスタートだ,だってもうパーティの帰り道だからね

So step on up to the plate get a date with mraz
See you better act fast because supplies they never
Now did you know this is limited time offer
So go make your mind up before our times up
You better start winding it up because the party's almost over
(and if you should know girl, go a little bit lower now)

see how I would, if I could. I'd do most anything spontaneously.
You know I would, and I can prove it. I'll do anything spontaneously.

2009/09/11

私はブレない

なんていう人に限ってブレてたりする。ブレそうな不安要素があるからこそ,「ブレない」と言い張ってブレないようにしている。

私は変化を恐れない。

言い切ってやろう。

2009/09/10

音楽や食べ物にタグ付けされた記憶の数々

効果音のようにある状況で音楽が流れてきたりする。

そのまた逆もあって,ある音楽を聴くと必ず思い出してしまうことがあったりもする。

食べ物も。ラーメン食べると思い出すことがあったり,どうしても,カップヌードルを食べなきゃならない状況もあるわけだ。

寝入りばなに音楽が聞こえてくる。そのまま寝てしまうと気づけない。

2009/09/09

夜中にふと目が覚める

夜中にふと目が覚めることがある。悪夢を見ていたわけでもないのに。しかし,なにか夢を見ている。

ふっと目が覚めて,目が覚めてから目を開けるまでの時間,夢と現実がないまぜになっている瞬間。何が起きたかを言葉に置き換えて,その言葉が夢の中で現実になっていって,それをまた言葉に直して。

目を開ける。暗い部屋の中に,青白い電源ランプがいくつか浮いている。ああ,星が見たい。なんでそう思うんだろう。そう思いながら,星が見たい,と思った。

なぜ目が覚めたのだろう。きっと夢の中であふれる感情に耐え切れなくなって目が覚めてしまったのだろう。何か大切なことがたくさん浮かんでいた気がする。あわててメモを取って,朝起きると,よくわからないメモが残っている。

大事なことが大事だとわかっている瞬間は,ほんの一瞬。目が覚めてから目をあけるまでのほんの一瞬。

目を開き,口を開いて,それらは完全に消滅する。

2009/09/08

政治家

まあ,避けるべき話題のひとつに政治というものがある。

だが,ちょっと位いいじゃんね。

ケネディとか,金大中みたいに,死んだら国中が深く悲しんでしまうような,人々の心を捉える政治家が日本にいたっていいのに。

人の心を捉えるって何なのだろう。

そこに何の意味があるのだろう。

心を鷲掴みにされた人にとっては,やっぱり人生にプラスな事なんだろう。変なことに心動かされて,なんか進む道間違えちゃったり,いなくなられてものすごく沈んだりとか,あるのだろうけれど,やっぱり感動が多いほうがいいんじゃない。

感動すると希望が見えるもんね。

2009/09/07

ラーメン

ラーメンを食べると,なぜかしょっぱい思い出がたくさん。

思い出というのは,ほんの少し間があかなければならないのだろう。最近ラーメンを食べていなかったからだと思う。

なんだかずいぶん久しぶりに博多ラーメンを食べて,ひょっとして今まで避けてきたんじゃないかという思いが頭をよぎった。昔は本当に好きだったのだけれど,ただのラーメンになっていた。というのは言い過ぎ。しょっぱい思い出まみれ。白いラーメンなんて見たことがなかった。小学生のときに友達が九州のお土産にくれたラーメン,そこで一目惚れ。その後は。白くにごってて思い出せない。


これに対して,メルシーのラーメンは半端なかった。メルシーのラーメンといえば,早稲田の近くにある,いかにも早稲田という感じのお店のラーメン。気づくとスープを全部飲み干してしまうラーメン。魚のだしがうまいと初めて思ったラーメン。この間,久しぶりに食べた。やっぱりスープを飲み干した。メルシーのラーメンには他の思い出をタグ付けしないでおこう。

と思ったのだけれど,その日はすごかった。数年ぶりに高校の先生に大学図書館で会うわ,通りがかりの床屋でロースクールの友達に会うわ,早稲田と関係のない人と早稲田で遭遇しまくった。

なんとなく盛り上がってしまうのだ,ラーメンを食べると。

2009/09/06

飛行機-ジェイソンムラズ

頭の血管が下水管みたいになって
真っ赤になった目を何とか誤魔化して,そっと見つからないように。
赤外線カメラさん
赤の他人のふりしてください
嘘ついたなんて後からいわないから

もう乾ききってしまったんだから,泣いてもいいと思う
スタバのコーヒー持ってるとサマになるからすすってるだけ
会社なんてって愚痴こぼすんだ
窓のほうに寝返りうってね
もう僕は誰でもないんだ
どこかからクスクス聞こえてくるけど別にいいんだ



Drain the veins in my head
Clean out the reds in my eyes to get by security lines
Dear x-ray machine
Pretend you don't know me so well
I wont tell if you lied
Cry, cause the droughts been brought up
Drinkin' cause you're lookin so good in your starbucks cup
I complain for the company that I keep
The windows for sleeping rearrange
And I'm nobody
Well who's laughing now

君の街を出るのは2度目だよ
君がそこで独楽みたいになってるから僕は空に飛び出ることにしたよ
天上からいってやるよ,地獄に落ちろこのガキがって,はは
だって君の家が見えるんだよここから
もし飛行機がもう少し低く飛んでくれたら
あの場所を思い出してしまう
もう少し低く飛んで,くれなくていいんだけどさ,たぶん


I'm leaving your town again
And I'm over the ground that you've been spinning
And I'm up in the air said baby hell yeah
Well honey I can see your house from here
If the plane goes down, damn
I'll remember where the love was found
If the plane goes down, damn


ああ,ツイてるんだと思うよ
だって丸一日は君の下にもぐりこんでいられたんだから
でもほんとはずっと一緒にいたいんだってわかるでしょ
どこかついたらすぐ連絡するよ
そんで空港の中心で愛を叫ぶって言うのはどう?
迷路みたいな地図を通り抜けて君のところまで歩いてゆく
じっと見ることにするよ
お上品な名無しさんが幸運を罪に感じるのを
それと君の視線を
君が僕を別人にしてしまったんだ
もう皆が僕だって気づかないよきっと
僕だって自分を見失ってる,賭けたっていいよ

Damn, I should be so lucky
Even only 24 hours under your touch
You know I need you so much
I cannot wait to call you
And tell you that I landed somewhere
And hand you a square of the airport
And walk you through the maze of the map
That I'm gazing at
Gracefully unnamed and feeling guilty for the luck
And the look that you gave me
You make me somebody
Ain't nobody knows me
Not even me can see it, yet I bet I'm

また君の街を出なきゃいけないよ
君がそこにいるから僕は空を飛ぶんだ
宙に浮いたらバカヤローといってやるんだ
ねえお家が見えるよ
もうちょっと高度が下がれば
あの思い出の場所を思い出してしまいそう
もうちょっと下がれば,もうちょっとなんだけど

I'm leaving your town again love
But I'm over the ground that you've been spinning
And I'm up in the air, said baby hell yeah
Oh honey I can see your house from here
If the plane goes down, damn
I'll remember where the love was found
If the plane goes down, damn

ほんと君のおかげですごく落ち着かないよ
ずっとドキドキしっぱなしだ

You keep me high minded
You get me high

麻の種からぱっくりと僕自身が出てきてね
君はその僕の上をゆっくり這って通り過ぎるんだ
僕の歯の味まで確かめられる
僕のセーターを脱がせながらね,ねえ早くやってみてよ
だって僕はもう上向きのまんま
ああだめ,君の雲の中に天空の城を作っちゃおうかな
君のせいでおかしくなりそう
ヘロヘロになるまで仕事しよう
君を傷つけたいっていうんじゃなくてだよ

Flax seeds, well they tear me open
And supposedly you can crawl right through me
Taste these teeth please
And undress me from these sweaters better hurry
Cause I'm keeping upward bound now
Oh maybe I'll build my house on your cloud
Here I'm tumbling for you
Stumbling through the work that I have to do
Don't mean to harm you

By leaving your town again love
But I'm over the ground that you've been spinning
But I'm up in the air, said baby hell yeah
Oh honey I can see your house from here
If the plane goes down, damn
I'll remember where the love was found
If the plane goes down, damn
I'll remember where the love was found
If the plane goes down, damn
Well I'll remember where the love was found
If the plane goes down, damn

Who do you
Think you are, are, are, are
To keep me so oh cold, cold
You keep me high minded
You keep me high minded

You get me high minded
You get me high

2009/09/05

戦後世界経済史




新書の割にちょっと高かったし,厚かった。

そして,熱かった。

サブタイトルにあるように,自由と平等という一つの切り口を示しながら,世界の経済発展を解説していた。世界,と一言にいっても,やはり自分の頭に浮かぶ国々というのは偏りがあったのだとよくわかる。知らない国はないけれど,世界,といったときに浮かばない国々がたくさんある。その国々にいろいろなバックグラウンドがあって今がある。

自由と平等,法律の世界では,両者が究極的には両立し得ないなんていう話をするのは,たぶん多くの人にとってどうでもいいことだ。経済学の世界でもこんなことを気にしている人たちはあまり多くないのかもしれない。しかし,同じ事を別の世界の人が言葉を変えて説明しているのを見ると,なんとなくほっとしたりする。

現実逃避なのか本当に好きなのか

単なる現実逃避か,本当に好きなのか,を区別するのは難しいのではないかと思う。

逃避したい現実が続く限り,現実逃避はいつまでも続く。もうそれは,好きなことといっていいくらいなのだと思う。

しかし,現実逃避によって生み出されたものが好きなものだなんてちょっと夢がない。

影のない現実はあるのだろうか。


何が現実で,何がフィクションなのだろうか。

昔,三島由紀夫は「日本人」という括りはフィクションではないかと学生に質問されて答えた。
「NYに行って,鏡に映った胴長短足の自分の姿を見ればいい。嫌が応にも逃げられない日本人であるという現実がそこにあるから。」

胴長短足というのが現実のようにも思える。しかし,日本人というのが現実にも思える。何を現実というのか,そんなのどうだっていいことなのだと思う。

Nothing is real...

これが現実逃避か。あはは。

2009/09/04

未来

あるとき僕は先生に聞きました。
「これからの日本は,世界はどうなっていくのでしょう?」
すると先生は答えた。
「君,それは質問が間違っているよ。君はこれからの世界をどうしたいんだい?」


ずいぶん昔の話を思い出した。

僕はこれからどうなるのだろうか,ではなくて,何をするのだろうか。

2009/09/03

俺の人生だ!(Don't let me get me)-ピンク

優勝経験なんて当然ないし,チームの力になれた事だってない
明後日のほうに突っ走っては,靴下ばかり臭くなる
先生には嫌われているし,親もそんな感じ
だから毎日が闘争だった,多数派になんて従ってられないから

Never win first place, I don't support the team
I can't take direction, and my socks are never
clean
Teachers dated me, my parents hated me
I was always in a fight cuz I can't do nothin'
right

ほんと毎日が鏡の世界との戦いだった
チクる奴をどうやっても見つけられなかった
何をしても自分が傷ついてほんとどうしようもなかった

Everyday I fight a war against the mirror
I can't take the person starin' back at me
I'm a hazard to myself

俺の人生なんだ
鏡の向こうに最悪な自分がいる
あんたをいらいらさせる気なんてないんだよ
そうするとこっちがイライラするもんでね
だからもう近くに来ないほうがいいよ
もう誰でもいいから他の人になりたい
もう自分の人生には飽きたよ


Don't let me get me
I'm my own worst enemy
Its bad when you annoy yourself
So irritating
Don't wanna be my friend no more
I wanna be somebody else

I wanna be somebody else, yeah

LAは僕に言った「君はスターになれるよ。全部変わればだけど。」
ブリトニーと比べるのはもう飽きたよ
見た目じゃ勝てないね,あれは僕じゃないんだから。

LA told me, "You'll be a pop star,
All you have to change is everything you are."
Tired of being compared to damn Britney Spears
She's so pretty, that just ain't me

先生,お願いだからもうお薬出さないでください。
だって誰も人生変わってくれないでしょう?
俺自身と上手くやっていくしかないんだと思うんだよね。

Doctor, doctor won't you please prescribe
somethin
A day in the life of someone else?
Cuz I'm a hazard to myself

Don't let me get me
I'm my own worst enemy
Its bad when you annoy yourself
So irritating
Don't wanna be my friend no more
I wanna be somebody else

Don't let me get me
I'm my own worst enemy
Its bad when you annoy yourself
So irritating
Don't wanna be my friend no more
I wanna be somebody else

Doctor, doctor won't you please prescribe
somethin
A day in the life of someone else?
Don't let me get me

Don't let me get me
I'm my own worst enemy
Its bad when you annoy yourself
So irritating
Don't wanna be my friend no more
I wanna be somebody else
・・・・・・・・・・・・


初めてライブ映像を見たのだが,なんかかっこいいなあ。これが音楽ってものか。

ドラえもんの誕生日



誕生日おめでとう

2009/09/02

管理するということ

それは,他の人にもわかるようにすること,また,移動しやすくすることをいうのだろう。

じっさい,Googleの一番初めの発想は,整理なんてしなくていい。どれだけたくさんあふれたっていい。検索ソフトさえしっかりしていれば見つけられるのだから,ということだったような気がする。

確かに,いくら机の上が汚くても,どこに何があるのかわかっていれば整理する必要なんて,まあ,ノート一冊開くスペースさえあれば,整理する必要なんてそんなにあるわけではない。

それに,ぐじゃぐじゃに積み上げていても,大事なものは自然と上のほうに集まってくるものだ。

とは言い切れないか。

底のほうで何かが起こっているときもあるから。



昨日の僕と,今日の僕,それが少しずつズレていっている。いつのまにやら,過去の自分が他人のように感じられるときがやってくる。そんなときにしっかり自己管理しておかないと,自分自身を見失ってしまう。常に先しか見ていない人間にとってはあまり関係のないことなのだけれど。

それだけど,どうやったって過去を切り離すことは出来ないのだ。

ずっと昔のことになれば,なんとなく切り離すことが出来るような気がしてくるけれど,やっぱり過去は切り離せない。たくさんの人たちが明日の自分にぶら下がって,空を飛べないようにしてしまう。一番重たいのは昨日の自分だけどね。

2009/09/01

性格

どうにもこうにも仕方ない自分の性格というものがある。

嫌なものは嫌だ。

苦手なものは苦手だ。

克服しようと思う時がある。少し成長する。

でも,少しだけ面倒が増えてしまったりする。