2010/04/11

井上ひさし

一昨日あたり,舞台が延期という小さな記事が目に留まって,肺がんだったんだ,と知った。
今日,死んだというニュースがあった。
ポーランド大統領の飛行機事故,タイでの日本人記者死亡のニュースに混じって,また小さな記事なのだろう。
ひょっこりひょうたん島。万歳。

小さな記事なのだけれど,目に留まる。どうしてなのだろう。


はまるほど読んだわけではないのだけれど,それでも読んだことのある作家がいなくなるのは残念だ。

だけれども,作品は残り続けるのが不思議だ。
生きるというのは何かを残すことなのだろう。
誰のために,何のために,何かを残すのだろう。

金儲けの副産物が人の心を動かすだなんていったら,幻滅する。むしろ,感動したからこそ対価が支払われるというべきだろう。だが,多くの商品は先払いだ。

3 件のコメント:

ciclista in giappone さんのコメント...

ひょっこりひょうたん島♪
日本に来てから知りました。変わった作品でしたね。でも面白かった。
人は亡くなりますが、作品は永遠に生き続けますね。本当に不思議です。
私たちが死んだら、何が残るのでしょうね。

haricot さんのコメント...

 『ひょっこりひょうたん島』は私が小学校高学年の頃に毎日TVでやっていた時期があって,楽しみに見ていました.
 特に,魔女の居る島に行った時のストーリーがスゴク印象的で,口が突然口裂け女みたいに開いたりしてなかなか怖かったんですけど,「♪月曜日はマーンデイ♪おなかがカエルを食べる♪(←確実に歌詞違う^^;)」みたいな1週間の歌があって好きでした.
 『ブンとフン』っていう作品も確か井上ひさしだったかな.
 死ぬ程笑えたので,一慶君読んでいなかったら,オススメします!

ikkei.kojima@gmail.com さんのコメント...

ひょっこりひょうたん島ってなんか変でしたよね。haricotの言うとおり,印象的というのがぴったり。ブンとフン読んでみるよ。
morcoさん,中国の故事によれば虎は死んで川を残し,人は死んで名を残すといわれますが,新しい世の中の常識を作れたらいいな。